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巧言令色

演説上手

アメリカの新大統領 オバマ氏の下院議会での初演説を NHK のテレビ中継で観ました。

同時通訳者が興奮するほど、すばらしい内容だと思います。

先日の大統領就任演説といい、本当に演説が上手な大統領だと思います。

とくに、銀行に対する公的資金の援助も、「銀行を助けるのではなくて、人民を助けるためだ」と言っていたのは、なかなかうまい言い回しだと思いました。

それにしても、オバマ大統領の演説に、下院議員が党派を問わず、スタンディング・オベーションで反応していたのには羨ましいと思いました。

日本では、麻生首相が所信表明演説をしていても、与党はグッタリ、野党席からは野次の山で、とても「国会」なんて言えないテイタラクでした。

そうした意味では、大統領の演説をちゃんと聴いている下院議員の質は、日本の衆院議員のそれよりも高いと思いました。

しかし、何よりも、リーダーの「言葉」が違います。アメリカ大統領は、国民に訴えています。ところが、日本の首相は、言っていることが二転三転し定まりません。そんな日本のトップリーダーに対してマスコミなどは、読み違いを揶揄しては喜んでいる始末。

自分の国のことを本気で考える日本人が少なくなった証拠でありましょう。

それにしても、オバマ大統領は、今までの歴代の政権を失政として非難していましたが、もし、そこまで言っているのに成果が挙がらなければ、それ以後のオバマ大統領は今まで以上の痛烈な批判を浴びることを覚悟しなければならないと思います。

他者のしたことを非難することなんて、簡単ですし、ある意味、卑怯なやり方です。本来なら、今までの政権が執ったことが失政だったとしても、その労をねぎらうべきでしょう。

さて、そうは言っても年度末です。弊社も決算をしていますが、とんでもない数字が出ています。

昨年は、未曾有の高利益を挙げましたが、たった一年で未曾有の大赤字です。

どんなに言葉巧みでも、この事実を覆すことは難しいでしょう。

遅々として経済対策が進まない日本。来月を迎えることが恐ろしい気がします。

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コメント

あらま様
>遅々として経済対策が進まない日本。来月を迎えることが恐ろしい気がします。

その論で行けばアメリカは日本の比ではありません。
なにもかも日本が悪いということはないのです。
オバマさんが何を言おうと、みなが声援を送ろうと、彼が何をするかということが大事であり、そして彼の条件は、いや国民の条件は日本の比でなく悪いという事実を確認したいです。

投稿: 佐為 | 2009年2月25日 (水) 21時32分

佐為さま、ありがとうございます。
日本の実体経済の不況は、マスコミや政府が煽っているから・・・とも言われているようです。
それはともかく、アメリカ大統領は今回の演説の中で、経済対策を重視し、その概要を説明し国民に協力を求めていました。つまり、明確な指針を示しました。
日本は、いまだに経済対策法案が可決されていません。
それよりも、どうするのか明確な指針も無く、日本国民は何をすればよいのか分からない状態です。
グリーン・ニューディール政策なんて言っても、それはアメリカに政策で、日本のものではないような気がします。
いずれにしても、アメリカも日本も銀行に融資する政策には変わりありません。
ただ、アメリカはその融資に対して厳しい監視を続けて、有効に使われているかチェックし、併せて銀行の責任を追及するといいます。
翻って日本は、「真水」を投入しても、その後はチェックもしないし、その責任も問わないようです。
それは、霞ヶ関と財界との癒着の構造があるから、責任追及ができないといわれています。
そうした意味では、アメリカが羨ましいと思います。

投稿: あらま | 2009年2月26日 (木) 03時00分

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