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服従することが嫌いな社会

従うから守られる

「♪ もーいくつ寝ると、お正月じゃない。お正月には凧揚げない。独楽を回して遊ばない。はーやく来い来い、霊柩車 ♪」

・・・・と歌うのは、裏の家の幼稚園に通う男の子。第一次反抗期の真っ只中です。

その子を叱る母親の大声が、裏の窓から毎日のように聞こえてきます。

ところで、拙宅でも、特に、高校生の次男は青春期を迎えていて「反抗期」の真っ只中です。小さい頃は、親には従順であったのが、いまでは悉(ことごと)く親に反抗しています。そういえば、小生もそうでした。これは、親離れをする上で、必要な生育過程であるそうですね。

ところで、家庭内の反抗は仕方がないにしても、学校でも反抗を続けている人たちがいます。生徒のことではありません。先生のことです。

その学校の方針や、国の指導要領に反対する先生がたの問題です。

学校の式典で、国旗を掲揚し国歌を斉唱することを拒む先生がいます。そうした考えを持つことは自由ですが、組織の中にいる以上、その組織の方針に従うことは当然です。どうしても、その学校の方針に従うのがイヤなら、その学校を辞めて、国旗や国歌を否定する学校に移ればよいのです。

ところが、そうした先生方は「反抗」をあらわにしているわけですね。

そうした傾向は、一部の学校の先生だけでなく、一般の現代の日本人の傾向にも見られると思います。つまり、以前と比べて「服従」と言う言葉を毛嫌いする人が多いと思います。

服従という言葉をインターネットの辞書で調べてみますと、「他の意志や命令に従うこと」と記されています。

つまり、自分の意思ではないというところに、拒絶反応が現れていると思います。

しかし、それでは「盲従」と同じではないですか。盲従というのは、命令に対して機械的に従うことで、まったく反抗が許されない奴隷みたいなものです。

本来の「服従」という意味は、そうした「盲従」という意味ではなくて、命令の意味を理解して、喜んで従うことではないでしょうか。

たとえば、規則に従うこと。その規則の中に道路交通法があります。その道路交通法を守って車の運転をすれば、安全に通行できます。ところが、その道路交通法という規則に逆らって自分勝手な運転をすれば、たちどころに事故を起してしまいます。

つまり、規則に従うということは、自分の身を守るということです。

同様に、親の言うことに従うということは、親に守られているということですね。

ですから、規則や命令の意味を理解して、それが自分を守るということがわかれば、喜んでそれに服従できると思います。

小生なんて、家庭では家内や長女に服従しています。そうすれば、小生は楽です。

ところが、今の時代は、妻が夫に服従する時代ではないみたいですね。特に最近は、自分の夫を「主人」と呼ぶことに抵抗を持つ妻が増えたとか・・・。つまり、夫を「主人」と呼ぶことは、妻である自分が夫に隷属していることになり、自分の主体性を否定することになると考えるのだそうです。

どうやら、「主人」も「家内」という言葉と同様に「差別用語」みたいですね。

これも、男女共同参画の副産物なんでしょうか。でも、そう考える人たちの心の中は安心しているのでしょうか。そんな事を考えてしまいました。

Photo ところで、自衛隊では、「服従に誇りを持つ」と教えているそうです。「奉公滅私」という言葉が私語になった今、この言葉の意味を理解できる人は少ないでしょう・・・。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

先生というのはまだ大人になれずに反抗期なのでしょうか?
いやあ子供にも務まる仕事だったのか
うらやましいですわw

投稿: 佐為 | 2008年12月14日 (日) 07時07分

佐為さま、日教組の先生は、成長過程にあるのかもしれませんね。
それにしても、「服従」を「屈服」だと教える今の教育は間違っていると思います。
「服従するということは自主的な行為で、互いに相手を愛し信頼できるから「服従」できるのだと思います。
決して服従することは「負けた」ことではないことを、親や教師は子供におしえるべきだと思います。
自分の意に合わなければ服従しないという考え方では、組織の中では生きていけないと思います。

投稿: あらま | 2008年12月14日 (日) 17時54分

あらま様
真面目な話、先生方が管理者に反抗するのはよくて、生徒が先生に反抗するのはまずいという理由はなさそうです
ということは混乱の種をまいたのは先生方、もう支離滅裂ですね

投稿: 佐為 | 2008年12月14日 (日) 18時44分

佐為さま、重ねてありがとうございます。
教室の秩序・統一が崩壊したのは、「従う」ことを教えない教師にその責任があることは明らかです。
そうして育った人たちが、ニートとして社会参加していない数が、80万人と言われています。
佐為さまの「日本人に誇りを」持たせる運動は、いよいよその重要性が増しますね。

投稿: あらま | 2008年12月14日 (日) 20時54分

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