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最後の忘年会

名人芸でした

昨日は、下請け会社の忘年会に行ってきました。

その会社は、弊社の製品の製罐業務を 20年以上も続けてくれました。今回、弊社の移転により、契約が打ち切りになり、それを契機に、その会社は解散するようです。

会社といっても、実際に作業をしているのは義兄弟 2人だけの会社で、奥さん同士が姉妹というつながりなんだそうです。

義兄弟の年齢の低いほうの奥さんがお姉さんなんだそうで、彼女がその会社の代表取締役なんだそうです。とにかく、全員、60才を越えていたので、ちょうど区切りが付いてよかったといいます。

(その会社では、義理の兄さんのほうが年齢が低く、彼は、義理の弟さんに対して「兄さん」と呼ぶので、最初に会った人は、事情が分かるまで、意味が分からないと思います)

その子供たちは、ほかの業種の仕事をしているので後継者はない状態だったようです。

一昨年ごろから、年齢が高くなり、仕事を辞めさせてもらいたいと申し出ていたのを、小生がムリにお願いしてきました。

社員旅行でも一緒に行き、家族同然のお付き合いでした。特に、従業員の年の多い弟さんのほうは園芸の達人でもありますので、弊社や拙宅の庭の手入れもお願いしていました。

ですから、会社を辞めても、庭の手入れだけは続けてくださるそうです。

ところで、製罐とは、鉄を溶接などしてフレームを作る仕事で、特に、曲線加工は名人芸が必要です。

弊社の近辺の工場では、彼らしかできない仕事でした。

しかし、弊社の社長によりますと、中国でも、そうした技術を持った人がいるそうです。

そんな情報を聞きますと、日本の技術の翳(かげ)りを感じます。

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仕事」カテゴリの記事

コメント

よい区切りの時で辛い事にならずよかったですね。
長いお付き合いのなかで良い関係が出来ていていいなーと思いました。
仕事を辞める時やこうした打ち切りなど、人間関係が心配になる場面をよく見てきたので、ほっとしました。

投稿: しーな | 2008年12月 4日 (木) 02時37分

おはようございます。
後継者がいない・・・というのを聞くと、「私でよければ使ってください。」って名乗り出たくなってしまいます。
私も貴重な職人になりたいと普段から思っているんですけどなかなかそこまで行きません。

投稿: まさたみ | 2008年12月 4日 (木) 04時19分

しーな さま、ありがとうございます。
「やっと解放された・・・」と、ニコニコしておられましたが、それは小生に対する気遣いだったかもしれません。
いずれはお別れすることになるわけですが、円満でよかったと思います。
もうひとつ、塗装屋さんとも契約を打ち切ったわけですが、その塗装屋さんは一人でやっている人で、まだ若く、他の会社に仕事を斡旋しているわけですが、なかなかないですね。
すべてをうまく納めることは難しいですね。

投稿: あらま | 2008年12月 4日 (木) 09時46分

まさたみ さま、どの業種でも後継者不足が深刻ですね。
とくに高度な技術を伝承するには、年齢的な制限があると思います。
一般に加工技術を体得するには、高校卒では既に遅いと思うことがあります。
なかには、30歳代を超えても身に付く仕事、例えばトラック・バスの運転手なら、30歳代を超えて始めても遅くはないと思いますが、小生の関係している仕事は、若い頃からの訓練を積まないとモノにならないものばかりです。
ですから、弊社に転職してくる人のなかで経験のない人には、こうした仕事を改めて始めることは無理だと思うことがあります。
よく、ジックリ考えて職業を決めると言いますが、技術者として身を立てるなら、若い年齢ほどよいと思います。
しかし、技術者の給与は低いので、それになろうとする人が少ないですね。

投稿: あらま | 2008年12月 4日 (木) 09時56分

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