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元厚生官僚襲撃事件

同情なし

本日は、急に寒くなりました。ですから、会社の帰りに、近くのスーパー銭湯に寄ってきました。

そのスーパー銭湯は、老人らで混んでいました。どうやら、小生と同じ気持ちでスーパー銭湯に訪れたようです。

そこで話題となったのは、昨日からニュースで話題になっている元厚生事務次官殺傷事件についてです。

恐らく、年金問題に不満をもった犯人による犯行なんでしょうが、老人らの‘評価’は、「天誅じゃ」ということで、被害者に同情する人は、誰一人としていませんでした。

とにかく、お年寄りたちの一番の話題は、何と言っても年金が減らされていること。特に、後期高齢者医療制度には、相当な不満を持っているようですね。

それに、マスコミは、連日、官僚の不正行為を暴露しています。既得権益保護、拡大にばかり奔走する公務員に対して、庶民の怒りは相当なものです。

特に、天下りを繰り返している高級官僚のテイタラクには、言葉もありません。

たしかに、人を殺傷してはいけませんが、国民に迷惑をかけても自分の利益だけを追う元厚生官僚を憎しむ犯人の気持ちにも分かる部分はありますね。

襲われた彼らの手で、我々の年金の未来が崩れたのですから。

また、かれら官僚の愚策によって、多くの人たちが自殺に追い込まれました。それについて、官僚は一切の責任を負いません。

代議士なら、失政をすれば、次の当選はありませんが、官僚が失敗しても、その埋め合わせは一般国民がするのですから、国民の不満が高まるのは当然ですね。

テロはいけませんが、標的になった官僚も反省してもらいたいものです。

【追記 20日】

マスコミ報道によりますと、この事件に対する麻生首相の反応について‘鈍感’であると批判していました。麻生首相は、官僚を擁護しようとすると国民の反発を買うと判断したのでしょうか。

さらに、インターネット界では、犯人が英雄扱いされ、「よくやった ! 」と賞賛の書き込みが目立ちます。

特に、襲われた元高級官僚については、天下り先や、その時に得た退職金が改めて公表され、犯人の行為を正当化しているとも受け止められます。

更に、他の‘天下り官僚’が実名で公表され、その天下り先や退職金などが詳細に記されています。

まるで、次なる標的を示し、それを襲うことを促しているようです。

ここまでインターネット界が異常な反応を示す事態には想像していませんでしたが、官僚に対する風当たりは相当にきついものですね。

小生は、こうしたテロ的行為は支援しませんが、同時に、標的にされている官僚たちを擁護する気もありません。

今、厚生労働省の官僚やその経験者が警察当局などで警備が強化されていますが、その警備費は我々国民の税金です。

そんなことにまで我々の税金が使われるなんて、どちらかといえば、不快ですね。

自分の身は自分で守る。警備費などは、自腹で賄うべきです。なんでも国民の税金でやろうとする態度が問題だと思います。

さらに、この事件が起きたことで、 27日に予定されていた天皇陛下の埼玉県のご訪問が延期されたようです。

官僚の警備にとらわれて、陛下の警備に手が廻らないからのようです。

天皇陛下よりも官僚のほうが、警察官僚にとって重大なんでしょうか ?

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コメント

私、、
官僚の在り方には怒りを感じていますが
こういった殺傷という手段に訴える事や
犯人を英雄視する事は賛成できないでいます。

怒りは怒りです。 どこにその矛先を向けても
官僚やお役人達には届く事がないのかという
ジレンマもあります。
それでも 
 気が済まないから、ターゲットが誰であれ殺す
のでは秋葉原などで起きた無差別殺人の犯人と
同じレベルになりさがってしまいませんか?

私は長い時間をかけて国民自身が私腹を肥やす
官僚を生み出す国家を作ってきたのではないか
と思っています。
なぜなら、彼等を選挙で選んできたのは私達だからです。
自分の県に有利に動いてくれるから・・・
知り合いのなんたらさんの関係だから・・・
そういって、申し訳ないけれどお年寄りの方々
には選挙投票に臨んでいらした方々は多かった筈
です。

どうせ誰がなっても同じさ・・という事で、改革を
望むことなく投票放棄をするという道を進んで
きたのも私達自身ではなかったでしょうか?

一方でなぁなぁと選挙投票で彼等を選び、
あるいは放棄しつづけ、
その結果腐敗していくばかりの政治屋たちに
歯軋りし、最後は殺人を英雄化する国民・国家。
その事そのものには疑問はないでしょうか?

投稿: sue | 2008年11月20日 (木) 11時14分

こんにちは。
殺されてしまった人が誰であれ、犯人を英雄扱いするのは間違っていると思います。
こういう考えが飛躍しすぎると、場合によっては戦争もやっていいという話につながってしまいそうです。
ご年配の人も年金や医療制度に不満があるなら今の政権政党に投票しなければいいんですから。
こういう社会に「した」・・・ではなく「させた」のは、そういう政治家に政権を取らせた私達にも責任がありますね。
政治に関した話題はキリがないからコメントが止らなくなってしまいそうです・・・。


投稿: まさたみ | 2008年11月20日 (木) 13時38分

sue さま、コメントをありがとうございます。
確かに暴力に訴えることはよくないことですね。ですから、当然、加害者を支持できません。
ところが、多くの人が犯人を英雄扱いしているところに、今回の事件の特異性があると思います。
小生も、今度の事件の被害者には同情できません。
同情できないからと言って加害者を支持しているわけではありません。
つまり、どちら側にも付くことが出来ません。
どちら側も、反省してもらいたいと思うのです。

ところで、そうした官僚を国民が放置してきたというご意見のようですが、はたしてそうでしょうか。
以前の官僚は公卿時代を含めて世襲でした。
今でこそ、登用試験がありますが、それは、学校の先生の登用試験と同様、「カネ」と「コネ」の世界です。
とくに「キャリアー」は、特定の学閥とか門閥が支配していますから、一般国民とは離れた世界です。

それはおかしい ! ・・・ということで、今まで何人もの大臣らが官僚と戦い敗れていきました。

たとえば、薬害エイズの時も、今は民主党の菅直人さんが厚生大臣の頃、厚生官僚とバトルをしました。それを「菅・官戦争」といいますね。

また、田中真紀子さんも外務大臣の頃、外務官僚と対立しました。

結局、官僚と対立した大臣は、自民党を追われたり、次の選挙から出られないような仕打ちを受けています。

ですから、いまのような既得権益を貪る官僚を育てたのは、国民というよりも、歴代の官僚ということではないでしょうか。

投稿: あらま | 2008年11月20日 (木) 14時11分

まさたみ さま、ありがとうございます。
そうです !
我々国民が意思表示できるのは「選挙」です。
しかし、その選挙を自民党が拒み続けています。
下野することを拒み続けているようです。
しかし、これ以上待たせないで、国政選挙をすべきですね。

でも、代議士を変えても官僚を変えることは出来ないようです。
とにかく、官僚は世界一頭の良い集団ですので、自分たちの立場を国民の審判から及ばないような法律にしています。
つまり、官僚の犯した責任は代議士や国民に取らせ、利益だけを官僚が得ることができるシステムをつくってしまっています。

いま、公務員制度改革が進められて、官僚制度も見直されていますが、ことごとく官僚によって骨抜きにされたり潰されたりしています。

こういう官僚を正すにはどうしたらよいでしょうか ?

投稿: あらま | 2008年11月20日 (木) 14時20分

再びこんにちは。
「こういう官僚を正すには~?」
・・・・・。
大臣が会見を開く時に、官僚が作成したメモを見ないで大臣自身の考えで話せばいいと思います。
それでどうなるかはわかりませんけど、“何かが変わる”ような気がします。
なんか「Yes!We can.」みたい。

投稿: まさたみ | 2008年11月22日 (土) 04時52分

数日で歩いていて新聞もテレビも見てません
(テレビを見ないのはいつものことですが)
そんな風潮でしたか!!

高級官僚もどうしようもありませんが
しかし今回の年金問題は一般職員、自治労組合員のほうにも多大な責任があるはず

おっと、そのうちそちらにも天誅が下るか??

投稿: 佐為 | 2008年11月22日 (土) 07時12分

まさたみ さま、重ねてありがとうございます。

今回の事件でも、わが国の首相は「カイガをされた人の回復を願います・・・」なんて、言ってました。
官僚の書いた作文を読んでいるんでしょうね。

そんな総理に、官僚制度改革なんて望めませんね。

投稿: あらま | 2008年11月22日 (土) 17時54分

佐為さま、ありがとうございます。
天誅が続くかは、小生にはわかりませんが、官僚もやりすぎましたね。

投稿: あらま | 2008年11月22日 (土) 17時59分

メディアの事件名について疑問です。
現在も天下り先を渡り中なら
『元次官』とはせず『天下り官僚』または
『財団法人**理事長』とすべきではありませんか
そうしないのなら、よく事件の犯人等に使用される
『無職』というのは『元サラリーマン』とか『元フリーター』とか、何も働いたことがなければ『元学生』に
しなければなりません。

投稿: ケニー斎藤 | 2008年12月 2日 (火) 23時45分

ケニー斉藤 さま、いらっしゃいませ。
現職名を書かないのは、天下りの印象を避けるという意味ではなくて、「元厚生官僚」という共通事項があったからだと思います。
例えば、無職の人の犯罪は、犯罪に繋がる職歴があればその元の職歴を報道しているようです。
また、一般に、定年退職した人は、元の職業を記さないで「無職」と表記するようですね。
さらに、無職の期間が長い人は、「無職」と書いているようです・
そのときのTPOによってマスコミが判断しているようですが、今回の報道は、「元厚生官僚」でよかったと思いますし、そのほうが分かりやすいと思います。
彼らが天下りしていることは、当然わかっていて、それが原因だと想像されていました。
また、新聞をよく読むと、被害に遭った厚生官僚の現職を表記していますね。

投稿: あらま | 2008年12月 3日 (水) 09時30分

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