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スケッチ

コア技術の流出覚悟で

弊社も創業以来 70年を超えるということです。その創業のいきさつを先輩から聞くところによると、創業者とその友達が、夜間、ある工場に侵入して、イギリス製の機械をスケッチして、それを真似て作ったのが始まりなんだそうです。

いまでも、そのスケッチした機械が工場に飾られています。

つまり、弊社の製品はオリジナルではないのです。もちろん、ライセンス生産でもありません。はっきり言えば、盗作です。

しかし、中国のように、分解・コピーして真似るのではなくて、その機械の動きと外見から想像して、さらに良いもの作ったのが日本式猿真似(さるまね)技術なんですね。

その日本の技術が、今度はアジア諸国に真似られています。機械をアジアに輸出すれば、その翌年には、デッドコピー品が横行しています。しかし、オリジナルを超えるものはありません。そこが日本との違いです・・・。

・・・なんて、あぐらをかいていたら、敵もさることながら、本家よりも良質なものを作るようになっているようです。

日本に留学生や研修生を送り、根本から徹底的に学んだ結果ではなく、日本の技術者が手取り足取り現地人を指導して育てた結果が、今ではスッカリご本家の日本を脅かす存在になっています。

つまり、日本人の教育のお陰で基礎が確立しているのですね。

そういうわけで、アジアの技術力は想像以上に高いということで、弊社も中国進出を決定したことは、前回の記事で示したとおりです。

そこで、弊社も協力会社と一緒に 11月から具体的な移転作業に移るそうです。既に、社長以下ガンダム部長(次期社長)も現地入りしています。

とにかく、小生は、親の介護があるという理由で、嘱託社員ですので、中国には行きません。しかし、通常業務に加えて、準備作業が入ります。

このように、零細企業が生き延びる道は限られていて、さらに迫られているということなんですね。

それにしても、なんて日本人は外国に親切なんでしょうか ! !  親切を超えてお人よしに見えますよ ! !  これが、世の流れというものなんでしょうか・・・。

これから弊社は、中国で何を描こうとするのでしょうか・・・。

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コメント

こんなことを言ってはなんですが
○の毛までむしり取られて終わりということにならなければよいのですが
心配です

投稿: 佐為 | 2008年10月 3日 (金) 20時37分

佐為さま、ご心配いただき恐縮です。
弊社は、絞りに絞って鼻血の一滴もでない状態です。
苦し紛れの、最後の断末魔にならないかと思っています。
それにしても、静岡県は浜松、沼津などに優良企業が集まっていました。
それが、九州などに引っ越したり、海外に引っ越しています。
人件費が高いから、少しでも安くて無理が効く労働力を求めているのだと思います。

投稿: あらま | 2008年10月 3日 (金) 21時01分

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