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芸術的な新聞配達

就職氷河期

拙宅に新聞を届けてくれる人は、30代半ばの大きな男性です。真っ黒になって新聞を配達してくれます。

その配達の仕方が芸術的なんですね。

例えば、雨の日は絶対にぬらさない。豪雨の時は、ビニールの袋で梱包してくれてあります。さらに、新聞受けへの新聞の投入の仕方も、小生の気持ちを汲んで、蓋に挟んで取りやすいようにしてくれたり、小生の帰りが遅い時は、新聞受けの中に入れてくれていたり。

そして、配達が実に手際よいのですね。まるで風のように通り抜けていくようです。

実は、彼は東京六大学の出身で大卒です。バブルがはじけたころ、大学を卒業して、就職浪人をして、結局、地元の新聞配達会社に就職したわけです。このことは、本人もその親も予想だにしていなかったことでしょう。

ちょうどその頃は、就職氷河期でした。(就職氷河期とは、1993年から2004年に就職する新卒が困難な就職活動を強いられた時期のこと。 - Wikipedia より)

彼は、景気が回復すれば転職するつもりが、結局、景気が回復せず、そのまま新聞配達をしています。

しかし、新聞配達の給与は、同年に大企業に就職した人よりもよく、本人もまんざらでもないようで、その仕事に精通しています。

最近は、就職氷河期に遭った人が自暴自棄になるケースが多いようです。でも、こうして前向きで仕事を続けている人もいるのです。

いま、アメリカ発の金融不安で、実体経済に影響が出て、就職氷河期の再来が予想されています。おそらく、今後、十年間は、ふたたび新卒にとっては悪夢の時代が続くかもしれません。

しかし、どんな環境でも前向きに頑張っている人がいます。次代に流されることなく、その時代を受け入れる心構えが必要かもしれません。

もちろんこれは、団塊の世代の次の世代の我々にも言えることでしょう。

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