映画 『さようならニッポン ! 』
地方の反乱
この映画の舞台は、赤尾根古島という、琉球列島の外れにある架空の島です。
内容を簡単に言えば、中央政府からも見放され、災害時でも援助を受けないこの島の島民が、日本から独立するという物語です。
主演は、先日亡くなった 緒形 拳 さん。
突然の独立宣言に、沖縄県も日本国も大慌て。自衛隊までもが出動して独立を阻止しようとするところは、ロシアと対立している チェチェン や グルジア問題を髣髴させます。
設定が、日本の最南端ということで、アジアの火種に火をつけるようなもので、単に地方の疲弊を訴えるものではなく、領土問題、資源問題などを考えさせるパロディー映画です。
また、さまざまな「外国」によって支配され、押し付けられてきた琉球の長い歴史についても考えさせられます。
この赤尾根古国は、太陽光発電で食料自給率が 100%。水も豊富で、豊かな自然環境が売り物です。最後は、アメリカがこの島の独立を承認して、国連にも加盟。自然環境と人間とを共生させたその憲法は『太陽(ティダ)憲法』と称され、世界の小国の独立運動の教科書となったそうです。
映画の最後で、御嶽(ウタキ)に落下した隕石の衝撃で、石油が噴出。神の水として尊ばれ、国際戦略の武器として利用されることはなかった・・・ということになっています。
最後の最後まで、パロディーでありました。
この映画は、沖縄県平良市 狩俣のみなさん、池間島のみなさんの協力によって作られたようです。
【 1995年 日本 監督 堤 幸彦 主演 緒形 拳 】
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コメント
夢のような映画ですね
だから映画か。
今でも沖縄では沖縄を独立させたいという話が夢物語か本気なのかそんな話をする人がいるようですが。
この映画見てみたいですね
投稿: まさゆまま | 2008年10月31日 (金) 01時22分
まさゆまま さま、ありがとうございます。
現代の沖縄の問題をパロディー風に風刺した映画ですね。
大事なことが議会ではなくて、霊能者によって決められるところも、まさゆまま さまのブログを読んだあとなので、よく分かるような気がしました。
沖縄独立を希望している県民も、4割を超えるというアンケート結果も公表されたことがありましたね。
ところで、この映画の DVDはレンタルされているのでしょうか。
小生は、地方の地上波で観ました。
投稿: あらま | 2008年10月31日 (金) 07時44分