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言うは易し、行うは難し

おまえ、やって見ろ ! !

弊社も、コンサルタント会社に経営指導をお願いしています。

弊社は零細企業ですから、情報収集能力もなく、自分たちのやっていることが世間の流れから外れていないかわからないので、そうしたコンサルタント会社のお知恵を購入しているわけです。

その弊社と契約しているコンサル会社は、全国組織の会計事務団体が経営しているもので、今年度から、若い「診断士」が派遣されてきています。これは、大手取引会社の斡旋によるもので、グループ会社の宿命とも言えるでしょう。

ところが、この派遣されてきた「診断士」氏の言うことが、小生には理解不能なんですね。

中国進出を勧めたり、さらなる人員整理を断行しようとしたり・・・。

そんなことをしたら弊社は潰(つぶ)れてしまうと思うのですが、社長が信頼しているのですから仕方がないです。

さて、弊社は、一応これでも機械メーカーですので、独自の技術と言うものを自負しています。つまり、オンリー・ワンの技術です。

この新任の「診断士」氏は、その技術を中国に移転しようと言うのです。

つまり、工場は中国に移転して、窓口だけ日本に残しておくというのですね。

どうやら、他の零細企業はそうして凌(しの)いでいると言うのです。

つまり、日本の工業技術なんてものは、遅かれ早かれ、中国に飲まれてしまう。それほど中国をはじめとする東南アジアの技術吸収力はスゴイというのです。

ですから、弊社が大事にしているコア技術に拘っていると、将来はないということらしいです。

どうやら、伝統技術にしがみついていると、世間から置いてけぼりにされてしまうと言うことのようです。

しかし、技の伝承に苦労しているのに、はたして、そんなに簡単にコア技術が伝わるものなんでしょうか。

とりあえず、その「診断士」氏に、弊社のコア技術を見てもらいました。

熟練工が、慣れた手つきで簡単に加工しているように見えます。

しかし、この技法は誰もが時間をかければ習得できるものではない事は、小生らは経験済みです。

「このぐらいの程度なら、中国人ならすぐに習得できます」と、「診断士」氏は判定しました。

それを聞いた小生は思いました。「おまえ、やって見ろ ! ! 」

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科学技術」カテゴリの記事

コメント

悲しいですね。。。
みかけだけの・・・・・・・表面しか見られない。。

伝統にしがみつき過ぎるのも危険ですが
目先の見栄えや利潤にばかりに捉われて
いたら、どんな事になるか。
足元を掬われます。
既に日本は大切なものを沢山失いかけて
いるのに。。。。


あーー!もう!!
あらまさんのブログで書くのも変ですが・・・
バカばっかり増えてますpout

投稿: sue | 2008年9月20日 (土) 14時38分

sue さま、まいどありがとうございます。
情報化社会。実力が伴わないのに、目だけが肥えた人が多いですね。
そんな人に「力量」を判断してもらって、本当に大丈夫なのかと心配になります。
多くの事例を見ているから、比較できるのでしょうが、こうした安易なコア技術の流出は、更なる産業の空洞化を生み、日本は衰退の一途を辿ることになるのでしょう。
それにしても、本体をアジアに移して窓口だけを残しておくという企業が増えてきました。
家を建てるときの建材の加工を中国でやらせ、日本では組み立てるだけとか、墓石の加工を中国でやらせて、日本では建てるだけ・・・とか。
全てがそんな具合になってしまっています。
これで、いいのでしょうか ?

投稿: あらま | 2008年9月20日 (土) 16時18分

詳細はわかりませんが、中国進出で成功した会社はほとんどないのではないですか?
90年頃、田舎の中企業が中国に工場を立ててへえ!と驚きましたが結局技術も流出しお金もなくして倒産。
数年後に社長がひとりさびしく歩いているのを見たことがあります。
あれが私の中国進出のイメージとして残っています

投稿: 佐為 | 2008年9月20日 (土) 16時19分

佐為さま、同感です。
あのアメリカ産業のエンブレム、GMが破綻寸前なんだそうですね。
強い時代のアメリカは、モノづくりのアメリカでした。
それがマネーゲームのアメリカになり、リーマンの破綻、AIGの救済と言う具合に、実業から虚業のアメリカは予想以上に脆弱になっていました。
日本も同様です。技術立国を自負していたのがすっかり空洞となり、頭でっかちの人間ばかりです。
手足を使うことを忘れた日本人、贅沢を覚えてしまった日本人。
誰でもできる簡単な仕事しかさせない日本人。
ブローカーで大金を得るような「成金」を夢見る日本人に、かつての「誇り」があるのでしょうか。
佐為さまが提唱されている「日本人よ誇りをもて ! 」
今こそ日本人が必要とするフレーズではないでしょうか。

投稿: あらま | 2008年9月20日 (土) 20時13分

お邪魔します。
こういうのって,「バカ」な日本人が増えていると言うよりも,中国の陰謀ではないかと思ってしまいます。
中国はそれくらいのことをやってのけるほどずる賢い国であり,日本はそれにまんまと乗ってしまうほどお人好しで世間知らずな国のような気がします。

投稿: WontBeLong | 2008年9月21日 (日) 00時18分

WontBeLong さま、お久しぶりです。
「中国陰謀説」ですね。
静岡県は、中国の浙江省と姉妹県提携を結び、交流を深めています。
そういうことで、静岡県からも沢山の企業が中国に進出していて、しかも内陸部にまで進出している勢いです。
弊社も中国からの研修生を受け入れたこともあります。
ただ、静岡県の企業の中には、中国からの研修生を「安い賃金で働く労働力」として、賃金を滞っているところが少なくありません。
そうしてみますと、静岡県の企業の姿勢に、大いに問題があるように思えてきます。

とにかく、中国は接待が上手ですから、静岡県も静岡県の経済界も中国進出に力を注いでいます。
ですから、「陰謀」というより、WontBeLong さまが仰るように、日本人がお人よしなのかもしれませんね。

投稿: あらま | 2008年9月21日 (日) 01時48分

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