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日本人の美徳

実直さ

食品偽装が、遂に、主食のコメにまで及んでいるようですね。

いったい、私たちは何を食べているのか、不安になります。

誰も見ていないから、分からないから、こっそりと不正なことをする・・・。

日本とはそんな国なんでしょうか。

Photo_2 以前、拙宅の本家の母屋を解体したとき、ネズミ穴を塞いでいた「板」を発見しました。

その板には、ネコの顔が掘られていて、その模様は、オモテ側 (部屋側) に向いているのではなく、裏側 (土間の下)に向いていました。

つまり、その模様は人間様を楽しますものではなくて、土間に隠れるネズミをにらみ続けていたのです。

そうした粋な計らいが、当時の大工さんや指物師にあったのです。

見えないところ、だからこそ大事にする・・・という心が、日本人の中にあったと思います。

ところで、小生は梱包機械を製造しています。そこで、機械の良し悪しは、目に見えないところまでキチンと出来ているかが問題です。

さらに最近は、コンピューター制御ですので、動きも高速化、緻密になっています。

そこで、運動による磨耗を少なくして、少しでも寸法に変化がないように工夫を凝らします。

たとえば、シャフトや軸受けメタルに細かく油溝を掘り、潤滑油が行き渡るように工夫します。

そんなことは、設計に記されていません。しかし、職工の良心で手間を掛けます。

少しでも、この機械を可愛がってもらえるように、安全に使ってもらえるように、命を吹き込むのです。

つまり、設計どおりに機械を作っても、満足には動きません。加工工、組立工、仕上げ工が、それぞれの段階で「命」を吹き込んでいるのです。そうして、ようやく、機械が誕生するわけです。

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