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振り込め仏教

加速する菩提寺離れ

短冊に願いを込めた七夕が過ぎれば、子供たちは夏休み、大人たちも、花火大会、盆踊り大会という具合に、夏の行事の準備に追われてきます。

ところで、最近は、初盆の供養にお坊さんを呼ばない檀家が増えました。正確に言えば、お坊さんが来てくれないのですね。

その代わりに菩提寺から檀家に振込用紙が送付されてきます。「盆や彼岸の供養は、お寺の中で代行するから、その代金だけ振り込め。」・・・というのです。

ただでさえも、葬式仏教に対して檀家は辟易していたのに、さらに、代行をするという名目で、仏壇に何もしないのに振込みだけを求めてくる菩提寺に対して嫌気がさして来た檀家が増えてきたそうです。

そうした菩提寺離れの檀家をターゲットにしたベンチャービジネスが、成功をおさめているようです。

たとえば、マンション形式・永代供養ロッカーにも人気が集まっているようです。

つまり、檀家に無心を重ねる菩提寺に変わって、永代供養ロッカーを提供して、その中に位牌やお骨、写真などを格納するというものです。つまり、お墓の代用ですね。最初に一定の代金を払えば、後は、追い金をすることなく 死後 49年後まで、ロッカーを貸してくれるというものです。そして、会いたいときは何時でも会えるというのです。しかも、季節の法要はまとめてその企業がやっておいてくれるというのです。

中には、バァーチャル墓地を提供しているベンチャー企業もあるとか・・・。つまり、本物のロッカーの代わりに、ネット上のバァーチャル空間を提供して永代供養をするというものなんだそうです。ですから、故人に会いたいときは、パソコンを開けばよいのです。

そうした流れを察知した大きいお寺などは、宗派に関係なく、永代供養を提供する経営方式に変わったところがあります。つまり、追い金なしで、永代にわたって面倒を見るというものです。

早速、都会の公営墓地にも、そうしたベンチャー企業が進出しているようですが、小生の住む田舎ではまだまだです。

やはりイナカの場合、法事とか法要には、形式に囚われている部分がありますから、完全にドライなわけには行かないのでしょう。

最近は、本物のお坊さんは高いので、2~ 3のお経だけ読めるアルバイト坊さんにも需要があるとか。

葬式ベンチャー産業は、いよいよ盛んになりそうです。

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コメント

さみしい話ですね。代行してまとめてなんて供養になるのかしら。
ちゃんとしたお坊さんのお経より、子や孫がお線香あげるほうがお墓のなかの方は喜んでくれるんじゃないでしょうかね。
向こうに行ってみなきゃわからないですが・・・。

投稿: まさゆまま | 2008年7月10日 (木) 01時15分

まさゆまま さま、ありがとうございます。
今の仏教は、「供養」をどう捕らえているんでしょうか。
それにしても、仏教に限らず、ほかの宗教も教化団体も、本来の人心を導くというよりも、集金作業に追われているようで、さびしい限りです。

投稿: あらま | 2008年7月10日 (木) 09時15分

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