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日本のISOが中国経済を育てている

お人よしな日本人

ボーナス支給の時期になると雲隠れする弊社の社長。どうやら、中国に行っていたようです。

どうせ、鼻の下を伸ばしに行っただけでありましょう。そんな彼が、「日本人はお人よしだ・・・。」なんて、まともなことを言い出したからオドロキです。

なんでも、中国の産業が発展している理由は、日本が徹底的に中国に「作業の標準化」を教えたからなんだそうです。そのお陰で、だれでもプロ並の仕事ができるようになっているんだそうです。

つまり、職人技とも言えるノウハウを徹底的に科学分析して、誰がやってもそれなりの仕事が出来るように、作業の手順を細かく表示してあるので、後は、中国人の職人が、マニュアルに従って機械的に仕事をしているので、よい具合になっているんだそうです。

そうした技法、つまり ISO を、日本人が中国人に徹底的に教えたので、今の中国経済の発展につながっているというのです。

そんなわけで、日本の高度技術が、中国経済を支えているんだそうです。

さらに日本は、技術の奥義までを中国に伝授してしまいました。

たとえば、以前、日本のヤマハが中国に、高度な無人小型ヘリの技術を教えたので、それによって武器に転用できるとして、ヤマハ発動機が叩かれたことがありました。

その前は、東芝機械が、多軸精密工作機械を輸出したとして叩かれたことがありました。その工作機械で加工した潜水艦のスクリューの音は、限りなく無音に近く、それによって軍事的に、中国が有利になったそうです。

そういうわけで、中国には既に、日本の全ての産業のエキスが移されています。

ところが、中国の工場内で事故があると、それは日本の責任なんだそうです。つまり、日本の言うとおりにやって失敗したのだから、日本が悪い・・・と。

たとえば、半年以上も前に‘中国製・毒ギョウザ’事件がありました。それも、「日本の規格で製造されたものだから、農薬が混入したのも日本の規格に不備があったからだ・・・」と、中国の担当者が説明したことがありました。

そういうわけで、今や中国の産業は、良いも悪いも、日本ナシでは考えられないそうですね。

そんな話を、弊社の社長がするのです。

下請け教育のつもりが、自縛を招くことになりそうです。

「手の内を簡単に中国人に教えた日本人は、お人よしである・・・。」と言うことなんでしょう。

このようにして実力を身につけた中国企業は、逆に、日本企業を買収する勢いであります。

弊社の社長は、景気の悪い弊社を中国に売るつもりなんでしょうか ?

中国人に雇われるなんて、嫌ですからね。

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