汗っかき
錆止め
梅雨空が続いています。本日も、雨でうんざりです。
ところで、工場の中を歩いていると、鉄が汗をかいていることに気がつきます。
湿気で、露結しているからです。そのままにしておくと鉄が錆びてしまうので、防錆剤などを塗布して錆を防ぎます。
それにしても、鉄というものは、季節に敏感です。
冬の冷たい朝に、鉄に肌を触れますと、ピッタリくっついてしまいます。逆に、夏の炎天下に放置された鉄に触ると、火傷をするほど熱いものです。特に、冷凍庫とかボイラー室では、うっかり金属に触れると大怪我をします。
そして、今のような湿気の多い時期には、空気中の水分が鉄の表面で結合して濡れていることがあります。こんなときに、鉄の階段を駆け上がると、すべって転倒することがありますから注意が必要です。
話は変わって、以前、日本の観光バスで、ドイツ製の二階建て観光バスに人気があった時期がありました。
ところが、この梅雨の時期になると、そのドイツ製の観光バスのエアコンやビデオデッキなどが動かなくなることがよくありました。
理由は、機械の中の電気系統が湿気で露結してしまい、ショートするのです。
つまり、湿気の少ない西欧などで作られている昔の自動車は、日本のような湿気の多い土地では合わない面があったのです。
それでも、だいぶんと改善されてきましたが、今でも外車は故障が多いですね。
そんなわけで、鉄は錆びるし、家はカビる、(水虫はうずく)、いやな梅雨の季節であります。
でも、田んぼの蛙と、アジサイの葉の上のカタツムリは、気持ちよさそうでした。
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コメント
冬の冷たい朝に、鉄に肌を触れますと、ピッタリくっついてしまいます。←これ経験あります!
一皮むけちゃうんじゃないかとびっくりしました
湿気は厄介ですね。女性としてはあまり乾燥していてもお肌によくないのですが
なんでもほどほどがいいんですが。ね・・・。
投稿: まさゆまま | 2008年6月24日 (火) 00時46分
まさゆまま さま、いつもありがとうございます。
湿気は嫌ですね。
でも、そうは言っても、時間があればサウナに行ってしまいます。
それから、今は下火になりましたが、最近まで岩盤浴が流行していました。
あれも、汗がジドッと出て、爽やかです。
また、家内もスチームパックで顔のシワを伸ばそうとしています。
どうやら、湿気にも、良い湿気と悪い湿気があるようですね。
投稿: あらま | 2008年6月24日 (火) 10時58分
最近 日本の湿度が昔より乾燥してきたような気がします。
私が高校生くらいの時、アメリカではドアに触ると火花が出るなんて聞いて、マサカと思いました。
今では車でなく、家のドアでも火花はともかく、静電気でイタイって思う時があります。
これは履物のせいなのでしょうか?
私は湿度が以前より乾燥してきたような気がします。
田んぼが減ったせいでしょうか?
投稿: 佐為 | 2008年6月24日 (火) 20時09分
佐為さま、小生も冬になりますと、自動車のドアで‘バチッ’っとやっています。
家内に、「空気が乾燥しているね」というと、「現代の人は体を石鹸でよく洗うので乾燥肌が多いせいよ」という説明でありました。
娘は「加齢だ、加齢だ。」と騒いでおりました。
まったく、娘というものは余計なお世話であります。
投稿: あらま | 2008年6月25日 (水) 14時48分