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中国の特許法

日本の地名を商標登録

以前、小生のほかのブログで中国の特許法について、その問題点を記したことがあります。要するに、中国での特許の最終判断は「中国共産党」に委ねられていて、しかも、外国との問題も、中国独自の判断で行われていると言うことです。

つまり、国家的規模で「パクリ」が行われていて、たとえば、日本のNECという企業も、中国ではそっくりコピーの企業が存在しています。

さらに中国では、世界各国の地名を商標登録していて、あらたな紛擾が起こっています。以下、『静岡新聞、6月 5日、朝刊』の記事を引用しますので、皆さん、ジックリと考えてください。

日本貿易振興(ジェトロ)は 4日、中国で日本の地名が農産物や工業製品などの商標に使われるケースが相次ぎ、昨年末時点で 30の府県・政令市の名称が商標として出願申請中だったり、登録済みであることが確認されたと発表した。

自治体とは関係ない第三者が商標を出願することが多く、日本の地名を付けることで商品のブランド力を高める狙いがあるとみられる。日本から特産品を輸出しようとする際に支障が出る可能性もあり、ジェトロは特許庁と連携して法的措置のとり方についてマニュアルを作成、自治体に注意を呼びかけている。

中国で商標登録済みの地名は秋田や長野、愛知、京都、熊本など 19府県と川崎市。出願中は、静岡や広島、福岡など 8県と、名古屋、横浜の二市。例えば茶飲料に静岡、電気製品には長野、ミシンに福岡といった形で商標として申請・登録されている。同じ府県名が複数商標登録されていることもある。

自治体以外にも「九谷焼」と「美濃焼」といった特産品の名称が中国企業によって商標登録されている事例もある。

中国の商標制度では、申請から 3ヶ月以内であれば異議を申し立てられる仕組みがある。コメや加工食品などについて申請された「青森」の商標は、今年になって青森県の異議が認められた。鹿児島についても異議申し立ての手続きが進められている。

この問題は、昨年辺りから取りざたされて、中国の商標、特許の考え方が他国とは違うと言うことが指摘されています。つまり、知的財産の保護ではなくて、「パクリ」を国家的に合法化しようということです。

さらに、外国からの輸入品に対して、商標使用料を徴収する法的根拠を作っているともいえます。

たとえば、日本の茶飲料メーカーが、「静岡茶」という名称の商品を中国に輸出した場合、既に「静岡」という商標が中国で認可されているといこうとになれば、本物の「静岡茶」が規制されてしまう恐れがあります。更に、中国国内でで「静岡茶」として流通させようとするなら、その商標使用料を払わなくてはならないというのです。

さらに、さらに、中国では「静岡茶」という商標が認められているので、その名称で、西欧諸国、アメリカなど、第三国に中国産の「静岡茶」を輸出することが出来ます。

さらに、さらに、さらに、中国産の「静岡茶」を、日本の静岡県にも堂々と流通させることが出来るいうことなんだそうです。

ここまでくると、全く、あきれて、モノも言えませんね。

もしかしたら、あなたの住む街とか、あなたの会社が、中国では登録商標になっているかもしれませんよ。

さらにもしかしたら、近い将来、「日本」という国名までもが、中国の登録商標にされてしまうかもしれません。そうなると、日本は中国の属国と言うことになるのでしょうか ? ? 日本ではいま、「平成の大合併」の仕上がり段階ですから・・・・。。。。

逆に、中国の地名を日本などで商標登録したところで、却って、危険というイメージになりますから、使えませんね。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

以前テレビでディズニーランドもどきにドラえもんもどきやキティちゃんもどきのぬいぐるみが堂々と歩いているのを思い出しました。
中国の人はドラえもんやキティちゃんを中国産だと思っているようでした・・・。
中国でつくられた「静岡茶」が他の国で日本のお茶と思われてしまうのは嫌ですね。
中国の中に日本があると思われてしまいそうです。
よくアメリカの映画で、日本人の役がこの人どう見ても中国人って時、えーって思いますよね・・・。
この中国の特許法、国際的になんとかならないんですか?
内政干渉になるんですか???

投稿: まさゆまま | 2008年6月 6日 (金) 01時02分

まったく・・・言葉もありません

いつのまにか、私の名をかたる中国人がいるかもと思いましたが、既にネットにはハンドルを語る方がいるようです
中国国籍かどうかは不明ですが・・・

投稿: 佐為 | 2008年6月 7日 (土) 19時15分

まさゆまま さま、コメントをありがとうございます。
中国の特許法を読みますと、ちゃんと「地名」を商標にしてはいけないと記されています。
しかし、申請があってから 3ヶ月間に異議申し立てがなければ、許可されてしまう仕組みです。
全世界の人が中国の特許申請の具合がどうなっているのか、そんなことは分かりませんよね。
滅茶苦茶な法律に対して、各国の特許関係者から批難の声が上がっているのですが、日本ではどういうわけかあまり報道されていません。

投稿: あらま | 2008年6月 7日 (土) 21時55分

佐為さま、一度、ジックリと中国の特許法をご覧ください。
その時は必ず、精神安定剤とか、胃薬を用意してからお読みください。

投稿: あらま | 2008年6月 7日 (土) 21時57分

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