論憲、創憲
憲法記念日
今年のゴールデンウイークの後半ということで、多くの人は、この日を楽しみにしていると思います。
拙宅の場合、家内も長男もサービス業に従事しているので、こうした日は休めません。各地でイベントが催されているのですが、それを横目で仕事をしている人たちも案外多いようです。
小生の場合は、休みです。そこで、以前は、この憲法の日には「集会」などに参加して、論憲を楽しんだものでしたが、最近は実生活に追われてそんなこともしなくなりました。
それでも、やはり憲法の日になると、関心を持ちます。
ところで、小生は、自民党支持者として長年登録してきております。その自民党の設立の第一目的が改憲です。
今の日本国憲法は、別名マッカーサー憲法とも呼ばれるように、アメリカの進駐軍が中心なって作られたものです。
そのマッカーサーの改憲の目的は、日本を「骨抜き」にするためでした。
つまり、満足な武器もないのに果敢に戦ったその精神力は、アメリカにとって脅威です。その精神力を潰すために、今の日本国憲法を押し付けたのです。アメリカの戦略ですね。
その作戦は大成功をおさめ、今の日本となったわけです。
それではいけないということで、自民党はずっと改憲の機をうかがっておりました。
ところで、日本国憲法が 60年以上も改憲をしないと言うことは、世界的に見ても類のないことです。同じ敗戦国のドイツでは、戦後から今まで 58回も改憲してきたといいます。
どうして日本国憲法が今まで一度も改憲しなかったかと言うと、護憲論者は「理想の憲法だから」と胸を張りますが、そんなことではなく、ただ単に改憲条項のハードルが高すぎるのです。しかも、改憲のための国民投票に関する法律も、昨年、ようやく決まった次第です。(国民投票法)
そんなわけで、一昨年の郵政民営化選挙で、与党が衆院で2/3の勢力を持ったときは、「改憲」が現実的なものになったような気がしましたので、自民党も民主党も独自の改憲案を公表するほどでした。
ところが昨年の絆創膏ならびに年金選挙で、野党が参院で過半数を占めて、一気に「改憲」の気運が消えてしまいました。
しかし、野党第一党の民主党は、かねてから「創憲」を掲げていて、少なくとも護憲ではありません。
ですから、いまでも自民党との大連立が見え隠れしているわけです。
いま、ねじれ国会で、官僚のていたらくが露呈されていますが、しかし、自民党・民主党がにらんでいるのは、「改憲」であることは一貫しています。
しかし、現実の世界情勢や国内の様子を見ていますと、改憲ではなくて、根本的に憲法を作り直す創憲でなければならないと思います。


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