« 袴田事件、再審棄却 | トップページ | 病院で死ぬということ »

映画 『落穂拾い』

もったいない

この映画は、フランスの女流監督のドキュメンタリー風の映画です。もちろん、ミレーの絵画『落穂拾い』が冒頭に出てきますが、その解釈がだんだんと拡大していって、最後は街のゴミを漁る人々に及び、そしてまた『落穂拾い』の絵画で終了します。2

それにしても、考えさせられました。「落穂」とは、収穫されずに残ったもの、つまり落ちこぼれです。それを拾う人たちを描いたのがこの映画です。ある意味「ハイエナ」であり、またある意味「エコロジスト」でもあります。

おこぼれ頂戴」という意味では、現在の日本に対するアジア諸国に似ています。つまり、日本の廃棄物を巧みに利用している面があるのがアジアと言えますから、アジアは日本の「落穂拾い」かもしれません。

いえ、もしかしたら、近年中にその立場は逆転するかもしれません。しかし、たとえ逆転したとしても何も恥ずべきことではありません。「落穂拾い」は地球環境にやさしい行為ともいえますから。

Photo そんなことを考えてしまう映画でした。

ちなみに、この映画は、2000年に作られたフランス映画ですが、フランスという国の食料自給率は約 130%といわれ、かたや日本は約 40%といわれています。

そんな日本が外国から食料を輸入して飽食をして捨てているのですから、近年じゅうに滅んでしまっても何も不思議ではありませんね。

我々の子孫が、我々世代の「落穂拾い」にならないように願うばかりです。

|

« 袴田事件、再審棄却 | トップページ | 病院で死ぬということ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/131161/40642078

この記事へのトラックバック一覧です: 映画 『落穂拾い』:

« 袴田事件、再審棄却 | トップページ | 病院で死ぬということ »