ロープの縛り方
荷崩れの防止
トラックでモノを運ぶ時に注意することの一つが「荷崩れ」です。荷崩れとは、運送中に荷物が動き出したり、落下することで、大切な荷物を壊してしまうことがあります。
しかし、最近は、パレットの荷物をラップで包んだり、荷絞め器などが普及して、荷崩れの心配が減りました。
また、荷物の固定の仕方もマニュアル化しているので、最近のトラックの運転手の中には、ロープで荷台の荷物を固定する方法を知らない人が増えたといわれているようです。
小生が入職した30年以上も前のころには、トラックにウイング車なんてモノはなくて、平ボディーにはシートとロープしかありませんでした。パレットやコンテナなどかようやく普及し始めたころなんですね。
そういうわけで、シートも風の方向を考えて敷かないと、運送中にシートが暴れてしまいます。
また、ロープもシッカリ絞めないと、荷物も暴れてしまいます。その荷物やシートを固定するために、ロープの縛り方も覚えました。
小生は、釣りをやっているので、幼い頃から自然に糸の結び方を覚えていました。また、小生の子供たちがボーイスカウトに入っていて、その父兄会で、ロープの縛り方の講義を受けたことがあります。
しかし、何よりも、漁師さんからロープの結び方、編み方を教えてもらい、それが役に立っています。
ですから、小生のロープの結び方は独特ですが、「万力」と同様に、強いけれども簡単に解けます。
ロープもワイヤーも、手入れをしていれば、安全で長持ちします。
そんな具合に荷物を運んだものでしたが、今ではそんな技術なんて必要のない世の中なんですね。その荷物に合った専用の容器や緩衝材が用意されていたことには驚きました。そんなわけで、迅速に荷捌きされていました。
久しぶりに、荷を運んだ感想でありました。50才の小生には、こうした仕事はもうムリであることを痛感しました。
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コメント
こんなロープの縛り方とかあるんですね。



絵文字使えるようになってるー

いろんな縛り方ってあるんだー。
縫いもに使う玉結びぐらいでしょうか知ってるのは?
わー
うれしい
投稿: まさゆまま | 2008年2月 5日 (火) 23時26分
まさゆまま さま、早速、絵文字を使っていただきありがとうございます。

これで、皆さんのブログに近づいたと思います。
投稿: あらま | 2008年2月 6日 (水) 08時31分