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映画 『シンドラーのリスト』

したたかな男

昨夜の NHK-BS 2 では、映画『シンドラーのリスト』(1993年)を放映していました。今、その録画を観ているところです。Photo

この映画は、ほとんどの部分が白黒映像で、3時間に及ぶ長大作です。巨匠、スピルバーグ監督が 10年間 構想を練った渾身の映画なんだそうです。

映画の解説では、スピルバーグ監督が、息子が生まれたことでこの映画の製作を決意したといいます。監督は、自身がロシア系ユダヤ移民の3代目として、どうしても伝えなければならない責務だと感じていたといいます。

さて、そのスピルバーグ監督が描く シンドラーという人物は、決して最初から善人としては描かれていません。むしろ、実業家としてのしたたかな男というイメージです。その彼が多くのユダヤ人を助けたところに、人間の素晴らしさがあると思います。

したたかな男だからこそ、法を犯してまでも人道的行動を起すことができたと思いました。

最近の日本の企業は、従業員を見捨ててまでも、自分だけ生き延びようとする経営者が増えていると思います。そうした現象にも一石を投ずる映画だと思います。

さて、シンドラーが出ると必ず、彼と同様にたくさんのユダヤ人を助けた日本の外交官であった 杉原千畝 が話題に出ます。かれも、シンドラーと同様な手段でユダヤ人を助けました。

しかし、ユダヤ人を助けたのはこうした外交官だけではありません。旧日本陸軍軍人だった 樋口季一郎少尉も、約 2万人のユダヤ人を救出した事績があります。

このように、世界的に迫害されていたユダヤ人を救った人は、我々の知らないところで他に沢山いたかもしれません。

とにかく、この映画は、重たい映画でした。映画解説者も言っていたように、覚悟してご覧になる必要があると思いました。

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