中国からのサイバー攻撃
初めて現金要求が確認される
大量のデータを送りつけてホームページをマヒさせサイバー攻撃。発信元のほとんどが中国からといいます。
そのサイバー攻撃を受けた企業が、今年四月、何者から修復費用として現金を要求されていたというのですネ。
その企業は自主対策を取り、中国側からの攻撃も止んだそうです。
こうしたDoS(サービス不能)攻撃のほとんどが「ボット」とよばれるコンピューター・ウイルスに感染したコンピューターが踏み台として使われることが多いそうです。
つまり、攻撃者は、ボットに感染した多数のコンピューターをネツトワーク化した「ボットネット」に指令を出して、一斉攻撃を仕掛けるのですネ。
実際に自分のパソコンが「踏み台」に利用されているとは知らないユーザーが多いそうで、知らぬ間にサイバー攻撃の共犯者になっているケースがあるようです。
対策としては、スパイウェアの駆除を小まめにするということでしょう。
しかし、攻撃者は全世界のボットネットを利用して攻撃を仕掛けるので、完全な対策は難しいそうです。
警察庁によりますと、2006年に国内で確認されたボットネットは 約 800個で前年と比べて倍増しているそうです。しかも、DoS攻撃は 約 16,000件で、前年の 3,4倍だったといいます。
どうか皆さん、中国からのサイバー・テロには屈しないようにしましょう。
また、中国がこんなことを繰り返していれば、逆に北京オリンピックのときにサイバー攻撃の逆襲を受けてしまうかもしれないと懸念してしまいます。
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コメント
まったく困った国ですね
私のパソコンは大丈夫なのか?
心配になりました
最近動きが遅いんですよ
なにかあるのか?
単に古いからでしょうか?
投稿: 佐為 | 2007年8月16日 (木) 19時25分
佐為さま、重ねてありがとうございます。
この中国からのサイバー攻撃は、実は報道されていることよりも更に深刻で、一連の航空施設のコンピューター・ダウン事故、あるいは海洋航海の船舶の航路を管理するコンピューターのダウンで、船舶が座礁したり他の船舶と衝突しているのも、このサイバー・テロによるものだと指摘されています。
この場合は、大量のデーターを送付するだけでなく、データーを改ざんするソフトを送り込むというかなり悪質なもののようです。
もちろん、他のコンピューターを経由してきますので、なかなか犯人が特定できないのだそうです。
共通点は、そうした情報の発信元は中国からのものが多いことは確認されているようです。
投稿: あらま | 2007年8月16日 (木) 20時39分
こんばんは。
私はコンピュータには詳しくないのでわかりませんが困った事ですね。
これも軍事演習の一環なのでしょうか?
何らかの意図を持って国家が行っているとしたら、日本側も早急に対処しないと大変な事が起きるんでは。
投稿: jinmu | 2007年8月16日 (木) 22時08分
jinmu さま、コメントをありがとうございました。
実際に、アメリカの国防省をはじめ、日本の公官庁も被害にあっているようです。
こうしたイタズラは日常茶飯のことなんだそうですが、もしかしたら中国は国家的な規模でやっているのかもしれませんね。なにしろ共産主義ですから・・・。
投稿: あらま | 2007年8月17日 (金) 09時06分