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墓地の管理

保険料 ?

初盆の季節です。小生も今年は二件の親戚の初盆に出席します。

そういうわけで、本日は墓掃除のお話しです。

毎年、この時期には、都会から多くの人たちが帰省してきて、お墓参りをしますから、綺麗にしておかなければなりません。

なにしろ、墓地を訪れる人は、生花を刺しっ放しです。しかも、線香も上げっ放しです。今の時期は炎天下ですから、ステンレス製の生花立ての中は瞬く間にお湯になって、生花はボイルされてしまいます。

そうした茹でてしなびた生花を放置しておくと、枯れ落ちて、周囲を汚してしまいます。そこで、墓地の管理者がいないところは、墓の所有者(檀家)が当番制で墓の管理をするのですね。

そうしたことを墓の建立のときに説明をするのですが、ほとんどの墓の所有者は、初年度の会費を支払うだけで、墓を建てたら建てっ放しで、普段は掃除もしません。

どうしてそうなってしまうのか・・・ ?

それは、はじめてお墓を建てる場合、墓地の購入するのですが、その際に、まずお金がかかります。

これは、墓の広さを一坪といいますが、実際には墓の場合、1/4坪です。その代金を菩提寺に支払うのです。しかし、その墓の所有権は、墓地の一区画を購入した人ではなくて、菩提寺にあるのだそうです。

そして、管理費として、墓の使用者は菩提寺に年間 5,000円支払います。その中には「保険代」が含まれているのだそうです。

しかし、実際には墓の世話は、檀家の中から当番制で決めた墓総代がします。(寺総代墓総代とは違います)

墓総代は、生花が放置されて汚くなった墓の掃除、通路の掃除、周辺の草取りなどをします。

もちろん、鳥や犬などのウンチの始末もします。また、墓で出たゴミをビニール袋にまとめて、ゴミ集積所に出しに行きます。

また、手桶や柄杓などの共用品なども買い揃えます。また、水道代も発生します。

そうした諸費用が発生するのですが、その費用は菩提寺が集金する管理費から捻出されるのではなくて、寺総代が集める「維持費」で賄われるのです。

その維持費は、年間 2,000円です。しかし、そんな費用を支払ってくれる檀家なんてほとんどいません。

維持費の支払いを拒否する檀家の多くは、お寺の和尚が集める管理費からそうした雑費を捻出するのか筋だという意見なのですネ。

つまり、二重取りというのです。

そういうわけで、墓の管理は、実際にはお寺の和尚さんがやっているのではなくて、有志の慈善活動で維持がされているわけです。

ところで、最近、北京オリンピックが一年後に迫り、金属不足の中国に送るための金属ドロボーが多発しています。

とくに、ステンレスとか真鍮が人気で、街の中から消えています。

墓石に併設されている生花立ても線香立てもステンレス製なので、よく盗まれています。

そんなわけで、ご多分に漏れず、小生たちの墓地にも金属ドロボーが出没しています。

そこで、盗まれたステンレス製の製品に対して、その補償をお寺に請求に来るひとがいるのですね。そうした専用の製品は、結構な金額がするからです。

ところが、お寺は、「個人の墓のことは個人で管理しろ」と、いうのです。

そこで、何のための保険なのか ?

お寺に問いただした人がいたそうです。

そうしたところ、この保険金というのは、地形に対する保険金で、地震などで墓地が陥没したり変形に備えて積み立てをしているというのです。

へぇ・・・・・・。

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コメント

あらまさん私の所のお寺は派手派手の真言宗です。お墓は本家、分家の順に並んでいて私はばっちですから一番最後です、管理費は春のお彼岸に5000円支払い草取り掃除一切してくれます。ただ毎年8月の17日のお施餓鬼の時のお塔婆が高いのです、最初の1本は8000円で2本目から5000円です、またお盆は親戚(11軒)を廻るのでばっちの私はお金が掛かり大変です。店を止め年金暮らしにはお盆が来るの怖いです。息子に渡したいのですが息子は親父が生きてる間は昔からのしきたりの付き合いはできないと断れた。銀行も預金が少なくなると来なくなった、しょうがないか

投稿: ふくろMAN | 2007年8月 9日 (木) 20時02分

私は貝になりたい いや違った
生まれ変わったら・・・・ボーズになりたい

まてよ、これから仏教大学に行って
・・・以下札を数える音

投稿: 佐為 | 2007年8月 9日 (木) 22時49分

お久しぶりです。たまに来てなんですけど違う記事のTBを送らせて頂きました。

同世代ですので懐かしいとおもいまして、青春の日を思い出してください。 

投稿: jinmu | 2007年8月10日 (金) 09時21分

ふくろMANさま、コメントをありがとうございました。
お墓やお位牌を置いておくだけで、こんなにもお金がかかるなんて・・・。
暑さにだるくて、法事にもだるくなってしまいますね。
ご先祖様たちを管理して下さっているということで、お寺につながっているものの、もう少し、お手柔らかにお願いしたいものですネ。

投稿: あらま | 2007年8月10日 (金) 13時26分

佐為上人さま、コメントをありがとうございます。
神社・仏閣には税金がかからないようで、しかも、領収書も発行されません。
巷では、国会議員の領収書の発行額を5万円とか、1円とか騒いでいますが、同じ日本で、こんな世界があるのですネ。
あの世が相手の商売で、ホントかどうかは死んで見なければわからない・・・。
実によくできたシステムだと思います。

投稿: あらま | 2007年8月10日 (金) 13時31分

jinmu さま、なつかしい情報をありがとうございます。
1981年の大ヒット曲ですネ。
夏は大滝詠一。冬はクリスマスの山下達郎。
ご同輩の定番ですネ。
さて、1995年には、フジテレビで木村拓哉,山口智子,竹野内豊,稲森いずみ,松たか子らが出演した「Long Vacation」という番組がありました。
こちらも、一世風靡しましたね。
似たような題名ですが、こちらは CAGNET でありました。
小生は、貧乏暇なし。ロング・バケーションは、夢のまた夢・・・であります。

投稿: あらま | 2007年8月10日 (金) 13時42分

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» 大滝詠一 [40代オヤヂの憂憤]
夏のこの時期になるとよく聞いていたのが大滝詠一のA LONG VACATIONというアルバムでした。 彼女を助手席に乗せ、海に向かってドライブする時の定番アルバムみたいな存在でした。 [A面で恋をして] よくこれを聞きながら彼女の家まで迎えに行く途中、これからのデートをどうしようか考えていました。 [君は天然色] この曲は大滝詠一の代表的な曲で若い人もどこかで聞いた事があるかもしれませんね。 夜のドライブで聞いていても真夏の暑い午後を思い出させる曲です。 [カナリア諸島にて] こ... [続きを読む]

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