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原子力発電所の放射能漏れ

多少もれるもの・・・ですって

拙宅から約30キロメートル離れたところに、浜岡原子力発電所があります。

予想される東海地震の震源地にその浜岡原発が設置されていますので、今回の新潟県中越沖地震の原発からの放射能漏れには、非常に感心をもっています。

そこで、今朝のテレビ番組『報道 2001』では、「中越沖地震で問われる原発安全神話」と題してその問題を取り上げていました。

そこで、とんでもない発言がありました。これは、聞き捨てならない ! !

出演者は、いつもの司会者と、コメンテーターの竹村健一さん。

ゲストは、柏崎市からテレビ出演していた 会田 洋 柏崎市長。日本原子力技術協会の 石川 迪夫理事長。地震学者の 入倉孝次郎 京都大学名誉教授。そしてジャーナリストの桜井よし子さんでした。出演依頼していた東京電力の人は、多忙を理由に、文書で回答を寄せていました。

そこで、司会者の原子力発電所の放射能漏れを質したのに対して、石川理事長は、「そのぐらいの放射能漏れは、原子力発電所ではあるものだ」と言ってしまったのでした。

司会者の誘導質問でしたが、これは、口が裂けても言ってはならないことでした。

つまり、原子力発電所では、日常的に観測できないほどのごく微量な放射能が漏れていることを認めた発言です。

さっそく、司会者はツッコミを開始しましたが、ことの重大性から、ゲストたちはそれ以上の発言を控えた感じがします。

また、司会者も途中で気がついたらしく、話題を変えました。

確かに、原子力発電所が作られた当初は、微量たりとも放射能漏れはない・・・と、いうことで周辺住民などから原発の建設に同意を得てきた経緯があります。

それが、途中から、環境に影響を与えないほどの放射能が漏れているということが知らされたことがあり大問題になったことがありました。

結局、微量たりとも原発からは放射能漏れはないということで、収まりました。

ところが、今回の柏崎の原発の放射能漏れは、日常で排出される放射能の範囲内ということで、安全性には問題がないということです。

なんだ、ヤッパリ日常的に原発から放射能が漏れているのか・・・。

しかし、この発言を含め、この放送内容には問題を感じました。

司会者は、余計な不安をシッカリ煽っておきながら、「余計な不安を煽ってはいけない」なんて言っておりました。

いつもながら、自己矛盾している司会者ですが、それにしても、石川理事長。リップサービスが過ぎた感じですよ。

いずれにしても、人間のすることですから、「絶対」なんて、ないですよね。

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コメント

この放送は見ていません。
しかし私の仲間には原子力関係者もおりいろいろと話します。日本の原子力のいきさつはあるいみかわいそうだったと思います。反対派が強く、この人たちを納得させないと進めなかったからです。だから「絶対」という言葉が使われました。良く考えればありえないはずです。リスク管理なんて理解できない市民運動がアホだったのです。本当に原子力がだめなら己が電気を使わない暮らしを提案しなければなりません。まあ、そういう過去があるので今正直に言えば問題なのでしょう。
しかしこれは原子力だけではありません。BSEの危険性と中国の食材の危険性を比較すれば、後者の方が桁がふたつ違うでしょう。これは言葉のあやではなく、数字で立証できます。BSEはイギリスで1000人弱死者がでています。アメリカでは一桁のはずです。中国の薬害でパナマで300人死んでいます。日本でもお茶で数人が死んでいます。
市民団体は親中なのか頭が悪いのか中国の食材輸入に反対していません。
謎です。

投稿: 佐為 | 2007年7月22日 (日) 09時04分

佐為さま、コメントをありがとうございます。
静岡県の浜岡原発では、プルサーマル(プルトニウムの再利用)運転の許可が国から下りて、住民の同意を得る段階でした。
ところが、昨年の浜岡原発内での事故とか、今回の中越沖地震による柏崎原発の放射能漏れ事故
などで、住民の心配は高まっています。
しかし、既に、全ての電力量のうち大半を原子力発電に頼っているのが日本の現実です。
こうした既成事実があるので、口では我慢するから原発なんて要らない・・・なんて言っても、現実的には原発なしでは、日本の暮らしは成り立たないところまできています。
予期できないほどの揺れが原発を襲うことがあることが立証されましたので、それに対する対策は建てるべきだと思います。

投稿: あらま | 2007年7月22日 (日) 13時56分

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