« 学生ボランティア | トップページ | 注油 »

被災地の経済

自立のために

中越沖地震の被災地では、全国の自治体や企業から救援物資が集まり、インフラ整備のスペシャリストも集結しているようです。

我々民間のボランティアの活動の目的は、緊急時に対応するためのものではなくて、あくまでも自立支援です。

そこで、2004年の中越地震で、こんな体験をしました。

そのときは、地震発生後、一週間目に現地入りしたわけで、主な仕事はガレキの片付けと、田んぼの整備でした。

いずれも力仕事ですが、冬が間近ということで、ピッチを上げて、活動していました。

そこで、私どもが到着した翌朝、その家の主人は、出社してしまったのです。「あとはよろしくお願いします・・・。」

小生は、呆然として、その家の主人を見送ったものです。

しかし、それが現実なのですネ。私たちは、生活の支援をするために来ていたのです。

また、各地方から集まる救援物資の量の多さには驚きました。

それを開封して仕分けるのですが、なかには、生ものがあったり、洗濯していない毛布や衣料があったり、子供のぬいぐるみがあったりで、なにか、全国各地から、不用物が集まってしまつたという印象でした。

また、バックフォー(ゆんぼ)で、田畑を整地するわけですが、それを運転する公務員が、夕方五時になると、きっちりと作業を止めてしまうのです。

さすがに、公務員だと、感心してしまいました。

こうした特殊車両の運転は、小生もできるのですが、キマリは守らなければなりません。

しかし、いちばん感じたことは、商品はタダではないと言うことです。

全国から送られてくる救援物資は、タダで配布されます。

しかし、同じペットボトルの水でも、被災地の商店で売っている水はタダではありません。

そんな当たり前のことが、当たり前でなくなるのですネ。

ですから、ボランティアが、火事場ドロボーに変身してしまうことがあるのです。

自立支援とは、経済活動がある程度回復するように助けることで、被災地の経済を混乱に陥れることではないのです。

阪神・淡路大地震で、10年経っても仮設住宅から出ない人たちが多くいたのですが、そうした様子をみると、本当に被災者の役に立つ自立支援は何なのか、考えて行動する必要があると思います。

|

« 学生ボランティア | トップページ | 注油 »

ボランティア」カテゴリの記事

コメント

こんばんは、あらまさん、ブックマークに私のブログを入れていただき有難うございます。

たった今気づきました。

早速立ち返りあらまさんのブログを私のブックマークに入れさせていただきます。

投稿: jinmuです | 2007年7月18日 (水) 21時45分

jinmu さま、ありがとうございます。
小生は、現実の世界でも、友達作りが下手であります。
(子作りは、いちおう 3人の子供がいます。)
どうか、今後とも、よろしくお願いします。

投稿: あらま | 2007年7月19日 (木) 09時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/131161/15799496

この記事へのトラックバック一覧です: 被災地の経済:

« 学生ボランティア | トップページ | 注油 »