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古い機械

材質

小生の会社は、なかなか新しい機械を買えないので、いまだに古い機械が活躍しています。

その中には、ネームプレートに「東京市」と記されたボール盤や、旧ソ連製のセーバーなどがあります。

半世紀前に製造された工作機械や測定器が、普通にあります。

一品物を作るときは、そうした使い慣れた汎用の工作機械のほうが早く正確にできます。

仕事が暇なときに、そうした古い機械を分解・整備するので、いつまでも使えます。

そこで、そうした古い機械をオーバーフォールをするときは、駆動部のすり合わせなんかをするのですが、長持ちする機械は、材質がいいのですネ。

ところが、以前にも書いたように、台湾製の産業機械を輸入したことがありました。

試運転すると、振動が大きくて使い物になりません。

そこで、分解してバランスを取ることになり、シャフトを削ったことがありました。

そのとき小生は、この鉄は「ズク」ではないかと思ってしまいました。ボソボソして、固くて、シャフトの材質ではありません。

また、軸受けにも油溝が掘られていない。これでは、機械として長持ちするはずがない・・・。

そんなわけで、大改造したことがありました。

いま、その機械が十年目を迎えています。

機械の精度が落ちたという顧客からの苦情があり、おそらくスラストベアリングがへたってきたものだと思います。

わずかな部品の交換でも、現地で分解・組み立てをしなければなりません。

だからこそ、機械をつくるときは、そうしたことを考えて作らなければならないと思います。

【参考】

ズク・・・とは、銑鉄のことです。銑鉄とは、鉄鉱石を溶かして取り出した鉄のこと。そのままでは炭素が多いので、転炉にかけて、鋼にします。

中国製の鉄は、くずです。何でも溶かしてしまうので、材質なんてわからない・・・。

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コメント

あらま様のすごさ!
毎度拝見しております。正直言いまして数日出張で本日も出勤でした。ということでこのところ私は更新が滞っているのですが、あらま様 あなたはすごい!
馬力でしょうか?熱意でしょうか?
皆の分までがんばってくださいね

投稿: 佐為 | 2007年7月14日 (土) 23時49分

佐為さま、
なにを仰っておりますか ! !
佐為さまこそ、スゴイ。
よくあれだけの内容のものを書けると思って感心をしております。
こんごとも、ご指導・ご鞭撻をお願いする次第です。

投稿: あらま | 2007年7月15日 (日) 08時25分

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