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官僚の功罪 - 3

戦後も愚行を重ねた官僚たち

戦後、天皇の官吏から、公な僕(しもべ)になったはずの官僚たち。

主権在民、議会制民主主義の実現に向けて、官僚は政治の場から外されたはずでした。

ところが、特例をよいことに、次第に法的な基盤を高めて、戦前と同様な官僚内閣制を続けました。

そして、自分たちの終身待遇を良くするだけに奔走し、既得権益を拡充させ、そのために多くの官僚のためのポストをつくり、天下りを拡充させていきました。

衆院の調査によれば、昨年では、中央省庁から天下っている人は約 28,000人。それを受け入れるための法人は 4,600団体にも及ぶといいます。

政治評論家の 屋山太郎氏によれば、キャリアの天下りは毎年 400人以上、そのキャリア族を、70歳まで 15年間面倒を見るとなると 6,000ものポストが必要となり、ノンキャリア族を含めると更にその数は増えるといます。

そこで、最近の「緑資源機構」などから、官僚の天下りの構図(カネの流れ)がわかったそうです。

官僚 → 公団・機構 → 傘下の業界団体 → 政治献金

ちなみに、日本には 2,400もの業界団体がありますが、キャリア官僚が直接、利害関係のある会社に天下れないので、まず業界団体に天下って、二年たって目的の会社に天下る路線が確立されているといいます。(二年たてば、人事院の許可が要らなくなるからです)

こうして、官僚 OBらの天下りによって、分かっているだけでも五兆九千億円の国費が流れているといいます。そうして官僚による産業の支配が確立されているわけです。

業務の認可、許可を牛耳り、かたや談合・カルテルと、官僚のタカリの構図は各産業の深部にまで浸透しています。

そうして作り上げた国や地方の借金が、1,000兆円を超えているのですネ。

これは、日本の国内総生産(GDP)が 約 500兆円といいますから、このおよそ二倍の借金があるということです。いまや、戦争級のシヨックがない限り、この借金の返済は不可能です。

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