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災害時ボランティア - 2

現地に行ってどうするの ?

2004年 10月の中越地震があったばかりで、もう当分はこの地方には大地震は来ないだろうと思っていたら、また中越沖地震が来てしまいました。

私たちは地震に対する考え方を改めなければならないかもしれません。

さて、団塊の世代の大量退職が進行している中、退職者たちがスーパーマーケットなどで買い物をしている姿を見かけます。

今回の地震をうけ、防災グッズの売れ行きがいいのですネ。

中国産の食品がさっぱり売れないと嘆いていたスーパーマーケットも、思わぬ特需に忙しいようです。

で、その防災グッズを大量に買い付けてどうするのか、白髪の老人にうかがうと、それを持って被災地に向かうというのですネ。

なんと、災害ボランティア活動をするつもりらしい・・・。

たいへん、立派な考えです。

しかし、ちょっと待ってもらいたいのです。

被災地に行って、何をするのでしょうか ?

どこに泊まるのでしょうか。ご自分の食事は、用便はどうするのでしょうか ?

自家用車で赴くとするなら、その自家用車はどこに止めるのでしょうか ?

また、日用品が不足しているだろうと思い込み、自宅の毛布や衣料品を送付する人がいます。宛先がわからないので、テキトウに被災地の市役所、或いは郵便局宛に送る人がたくさんいます。

そうした行為は、非常にありがたい・・・・。

でも、誰がその梱包を開けて、それを必要とする人を探し出して配分するのでしょうか ?

それを使う人がいない場合、その日用品はどうすればよいのでしょうか ?

そんな具合に、善意だと思った行動が、実は大迷惑だったりします。

もし、善意を伝えたいと思われるのなら、まずは最寄の社会福祉協議会に登録してください。

皆さんの善意を効率よく活用するために、全国の社会福祉協議会では、既にボランティアのネットワークが確立していて、必要な人、必要な物資を選定して、送り込む仕事をしています。

いま、災害地では、現地の災害時ボランティアが立ち上がり、専門の訓練を受けた人が、ボランティアの受付けの準備を整えているはずです。

そうした人たちが、何が必要なのか、的確な情報を発信しています。

それに応える形で、全国のボランティアが活動を開始しています。

つまり、今までの災害を体験して、ルールが確立しているのです。

どうか、善意を伝えたい人は、そのルールに従ってください。

そのルールがわからない人は、まずは、最寄の社会福祉協議会もしくはボランティア協会に伺ってください。

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コメント

あらまさん貴重なコメントありがとうございます。

そうなんですね。既にあったんですね。全然知りませんでした。

不勉強を痛感させられました。

被災者の手助けになりたいという情熱だけではかえって迷惑になりかねないですね。

貴重な御指摘ありがとうございました。

投稿: jinmu | 2007年7月23日 (月) 12時44分

jinmu さま、早速のご返事をありがとうございます。
小生が住んでいるところの社会福祉協会で問い合わせていますが、いまのところ、人手も物資も十分に足りているということです。
前回の石川県能登沖地震のときは、仮設住宅の建設が終わった時点から、再びボランティアの需要が増えました。

投稿: あらま | 2007年7月23日 (月) 13時16分

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