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絨毯(じゅうたん)爆撃

静岡空襲 62周年

小生は、全国各地に鮎釣りに行きます。

近くの川でも鮎は釣れますが、友達と遠くに行くことに意味があります。

ところで、現地の人に案内をしてもらうこともありますが、そのとき、地名で「爆弾」というところが全国各地にあることに気がつきます。

その地名は、正式なものではないので、もちろん地図には載っていません。釣り場を案内するために使われることが多いのですね。

山深いところに窪みがあるところだったり、河口付近の穴場だったり、「爆弾」といわれるところは、多種多彩です。

その「爆弾」という地名の由来は、先の戦争で米軍機が落としていった爆弾が爆裂した跡です。

「こんな人気のないところにも、なぜ爆弾なんて落すのだろう ? 」と、疑問に思うところに、実際に爆弾が落されていました。

土地の人にうかがうと、爆弾が落されたところに一軒家があったらしく、投下練習のためにその家が犠牲になったのではないかと言うのですね。

紙と木で作られていたその日本の家屋は、いっぺんに吹き飛び、その中にいた家族は全員死亡したそうです。

このように、都市の大空襲だけでなく、田舎にも散発的に爆弾が落されていたのだそうです。

こうした米軍の行為は、もちろん条約違反ですが、いったん戦争になれば、条約も法律も無力であることがここでも証明されていると思います。

62年前の今日、123機のB29が 787トンもの焼夷弾を静岡市に落しました。僅か二時間のこの空襲で、2000人もの市民が焼死したのです。

空軍予備兵だった父は、焼け野原と化した市街地から焼死体を河川敷に運び出し、あらためて荼毘(だび)にふすことを何週間も続けたといいました。

遺体は黒こげで、ほとんどが身元が確認されないほどだったと、その惨状を伝えていました。

その数日後、軍需工場の屋根で昼寝していた父は、グラマンに襲われて、機関銃で攻撃されたそうです。

そのときの機関銃の弾は、いまも記念として我が家に残っています。

空襲を受けるような戦争が、いかに悲惨なものか。

どうしたら、空からの攻撃を防げるのか、我々は真剣に考えなくてはいけないと思います。

「へーわ」「せんそー、はんたーい」というお題目を唱えていても、実際の空からの攻撃を防げないことを、改めて知るべきです。

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