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アメリカ不信

慰安婦決議案を可決 米下院外交委

日本に公式謝罪を要求

米下院外交委員会は26日、慰安婦問題に関する対日非難決議案の原案を一部修正のうえ、39対 2の圧倒的賛成多数で可決した。修正後の決議案は、表現をやや緩めてはいるものの、日本の首相による公式謝罪を促す内容となっている。  【ワシントン = 有元隆志】 

今後は、下院本会議に送られますが、議会多数派を握る民主党のぺロシ議長は、慰安婦に同情的とされ、可決の公算が大きいといいます。

これに対して日本政府は、河野談話を継承することを強調することで、米側に理解を求め事態の沈静化を図る構えといいます。

安倍首相は、「先般の訪米で、私の考えは述べている。」といい、今年四月下旬の訪米時に、ブッシュ大統領や議会幹部に対して、河野談話に沿って「謝罪」を表明したことで、十分意を尽くしたとの認識を強調。相次ぐ記者団の質問に対して「付け加えることはない」と繰り返したそうです。

優柔不断な対応は、結局、国内、国外両方からつつかれてしまいます。

これに勢いづいた中韓は、さらなる謝罪と補償の要求をしてくるでしょう。

しかし、日本は、いままで何回も謝罪を繰り返し、補償は既に終わったことを強調しなければなりません。

と、同時に、アメリカ国内の世論の形成にも勤めなければならないと思います。

あのアメリカで証言したとされる元慰安婦と名乗る女性が、どれだけ矛盾に満ちた発言をしてきたかを証明し、従軍慰安婦問題が捏造であったことを強調しなければなりません。

ただ、日本国内で、こうしたアメリカの動きに反発し、いままでの米軍の女性に対する問題を列挙する動きがあります。

これは、両国の間柄を悪くするのみで、控えるべきでしょう。

昔から戦争には、そうした問題が付きまとい、特定の国の問題ではないはずです。

米国だけでなく、中国も韓国も、他国のことを言えたものではありません。

それにしても、アメリカという国は、実に信用ならない国です。

北朝鮮に対しても、二国間協議は行わないといいながら、結局、北朝鮮に煽られて、洗浄済みの金を渡してしまい、しかも、日本人拉致問題は、事実上、棚上げになっています。

北朝鮮にとっては、こんなに都合のよい話はないですネ。偽札なのか、何なのか出所のわからない金を、正規のカネに変換してくれたのです。しかも、拉致問題というやっかいな問題も棚上げにして、ことを進めてくれるのです。

おそらく、北朝鮮にとって、アメリカは中国にかわる同盟国でありましょう。

北朝鮮は、IAEAの査察を受け入れたりして、とにかく核施設の休止をカモフラージュすればいいのであって、ゴネ得は、いまや公認になってしまった。

それを公認したのは、なんてことない、かつて北朝鮮を悪の枢軸と名指ししたあのアメリカです。

【参考 河野談話】

1993年に出された、当時の官房長官であった河野洋平氏の公式談話。

韓国の、これ以上謝罪も補償も要求しないという誘いに乗ってしまい、内容を検証しないまま発表してしまった。

後日、従軍慰安婦問題は捏造ということが判明。政府もそれを確認しているものの、国家の同一性を保つためと隣国の感情に配慮してか、今もその談話を継承している。

そうした政府の姿勢に対して、国内でも強い不信の声が上がっている。
 

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コメント

とにかく慰安婦問題については、小林よしのり著『戦争論2』の「総括・従軍慰安婦」を読んでみてほしい。
あらゆる関連本の中で最も良い。
この問題の全容も把握できる。

投稿: 加藤 | 2007年6月27日 (水) 13時54分

加藤さま、コメントをありがとうございます。
小林よしのり氏の著書は面白いですネ。
いわゆる慰安婦問題については『戦争論』第12章『「証言」というもの』と『新・ゴー宣』第三巻、第四巻で論証していますね。
また、『「個と公」論』の第四章にも記されています。
最初は、吉田清治という詐欺師の書いたバツタ本が発端で、それが捏造だとわかると、今度は吉見義明・中央大学教授の説に乗り換えてしまった。
つまり、ブーメラン効果ということですネ。
日本人として慎まなくてはなりません。

投稿: あらま | 2007年6月27日 (水) 15時01分

署名のないコメントが投稿されましたが、内容が不明でしたので、削除しました。

投稿: あらま | 2007年6月28日 (木) 09時14分

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