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奨学金制度か、特待制度か

公立高校の対応

高等学校のスポーツ特待制度が揺れています。

高校野球の規定によれば、選手はいかなる金銭授受をもこれを否定されていることになっているようですね。

しかし、強豪といわれる高等学校では、有力な選手を集めるために特待制度を設けて、選手に金銭的な優遇措置を取っているのが普通といわれています。たとえば、自己申告だけでも特待制度を取り入れていると公表した高校が 300校以上であると報じられています。

しかし、そうした金銭的な特待制度が出来るのは私立高校で、そうした金銭的な特待制度が出来ない公立高校では、それにかわって成績の優遇措置を設けているのが実情だといわれています。

つまり、甲子園に出るために、猛烈なトレーニングをするわけですが、それによる勉強の遅れに目をつむることがあるというのですね。

つまり、ある有力選手(生徒)が、学力的に進級できるほどの単位が取れていなくても、ある特別制度を設けて、スポーツも単位の一つとして与え、総合的な単位を合わせて進級させているそうです。

そうしたことは、野球だけでなく、あらゆるスポーツ、部活に適用しているといいます。

そうしないと、金銭的に優遇したり、単位を「免除」している私立高校には勝てないのだそうです。

このように、公立高校における部活動に対する優遇措置が事実として存在し、その不条理を指摘する父兄もいるようですが、しかし、一生懸命に部活動に打ち込んで、それなりの成績を収めている姿を見て、とりあえず納得しているようです。

ところが、そうした特待生として公立高校に入学した生徒が途中で挫折したり、成績が振るわなかった場合のその生徒へのバッシングが問題になっています。

小生は、そうした私立高校における特待制度は止めにして、あくまでも「奨学金制度」として残しておけば、すべての問題が解決すると思います。

つまり、生徒を能力の優劣で金銭的に差別するのではなくて、経済的に苦しい家庭の救済措置としてのみ、奨学金制度として「金銭の授受」を残しておく必要があると思います。

また、公立高校における成績の優遇措置は、即刻中止すべきです。

やはり、他の生徒や父兄に示しがつきませんし、優遇措置から得る効果に比較して、マイナスの問題が大きすぎます。

有力選手をスポーツ推薦として入学させても、その高校の学力レベルをクリアするだけの学力を維持させることは、学校側にも責任があると思います。

どうしても、スポーツ推薦で入学した選手を学力的に優遇したいのであれば、その旨を予め公表し、生徒・父兄の了解を得るべきです。そして、当然、クラスを分けるべきです。

拙宅の近所にも、公立のサッカーの名門校があります。その学校は、学力の優遇措置なんて一切していません。だからこそ、長期にわたって「名門」の名を維持しています。

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