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葬式仏教

チン・トン・ジャン で 160万円

お葬式には、弔電と花輪で失礼しているものの、さすがに濃い親戚ともなれば出席しなければなりません。

そういうわけで、月曜日の昨日、叔母の葬儀に参列しました。

今では葬儀屋が全部やってくれるのですね。お陰さまで、滞りなく終わりました。

それで、葬儀屋さんに話を伺ったわけですが、今ではカネや時間がかかる葬式仏教を嫌って、献花だけの「お別れの会」だけで済ましてしまう家が増えたんだそうです。

しかし、小生の住むイナカでは、やはり形式を重んじるので、ご丁寧な葬儀を行う家がまだまだあるそうなんですね。

昨日小生が参列した葬式も、一番、華やかなものでした。

まず、祭壇がきらびやかです。

電動回転の灯篭。遺影には 20インチ・高輝度液晶ディスプレイ。祭壇の電球は、パチンコ屋の外灯にも負けないぐらいです。

また、白木の祭壇は、小生の家よりも大きいのではないかと思うほどです。(そんなはずはないですね)

そして、お坊さんの数。

葬式では、菩提寺の和尚が、経を読みます。

で、協定を結んである近所のお寺の和尚さんがそれをサポートします。

そのサポートなんですが、‘チン’と鐘を鳴らす人、‘トン’と太鼓を叩く人、‘ジャン’とシンバルみたいなジャンを鳴らす人に分かれております。

その‘手当て’として、一人あたり 20万円なんだそうです。

メインの菩提寺の和尚さんには 40万円。それに加えて、サブのサポート役が一人増えるごとに、20万円づつ増えていくのだそうです。

ですから、最低構成、メイン-ひとり サブ-ひとり (鐘つき)で、60万円。

最大構成の、‘チン’‘トン’‘ジャン’が、対に二人づつ付くと、「人件費」だけでも 160万円ということになります。

たった、一時間で、160万円ですよ。

これは、檀家から寄進という体裁なので、勿論、領収書は発行されません。(領収書を求める人は、基本的にはいないそうです)

そして、一人一人の和尚さんには、式に参列してくださった人と同様の引きでもの、そして‘払い’の料理がお土産として手渡されます。

そういえば、昨年、カリスマ美容形成外科医が、時給 100万円とか言ってましたが・・・

そして、式の最後に、菩提寺の和尚さんが、朗々と和歌を読み上げます。

昨日は、紀 友則 の詩でありました。

和尚さんの日ごろのカラオケの成果が、良く出ておりました。

昨晩も、和尚たちはカラオケで「ご苦労さん会」をあげたのでしょうか・・・。でも、月曜日は呑み屋さんのほとんどは休業でしたよね。

そんなわけで、宗教法人の会計とはどうなっているのでしょうか ? ?

是非、ガッカイに聞いてみたいものです。

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コメント

先月いとこの葬式も仏教ではなくお別れ会という形式でした。無宗教なのかと思い深くは聞きませんでしたが、そういうわけがあるのですか?
嗚呼、世も末だ
私の骨は大和の沈没した海に流して欲しい・・・

投稿: 佐為 | 2007年2月27日 (火) 21時59分

佐為さま、コメントありがとうございます。
どうやら、‘戒名’に、格付けがあるようです。
叔母の家は、最高位の戒名なんだそうです。
ですから、それに沿った金額が‘請求’されるようです。
お彼岸の読経にも、戒名の位によって金額が違うので、格付けは低いほうが安上がりです。
例えば、初代が成功して、お金持ちなので最高の‘格付け’に決めたとします。
ところが、三代目で貧乏になったとしても、菩提寺は容赦なくその格付けを基に‘請求’してきます。
そんなわけで、子孫の負担を考えるのなら、戒名の位は一番低いほうがいいですね。
もっといいのは、仏教から引いてしまうことです。
仏教でなければ天国にいけないという保証はないのですから・・・。

投稿: あらま | 2007年2月28日 (水) 07時06分

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