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趣味の世界

はだかになれば・・・

小生の住んでいる小さな漁村では、すこし北に行けば、すぐ山です。

この山というものは、森林以外はなかなか利用価値がないものですが、中には温泉を開発する人もいて、あちらこちらに温泉の看板が立つようになりました。

そのお湯に浸かっていると、地元からではなく、ずいぶんと遠くから来ている人とお話しすることがあります。

その中には。お湯を楽しむ人だけでなく、地形を‘物色’している人がいます。

よくある「田舎でログハウスでも・・・」という原野商法のようなものではありません。

趣味の器を作るための、マイ釜を持ちたいという人が非常に多いのですね。

ろくろで、器の形にして、釉を塗って、焼き上げたいという人が、すごい勢いで増えています。

どうやら、テレビの趣味の番組で刺激を受けているようです。

しかし、テレビ番組では簡単に釜を作っているように見えますが、実はその土地を探すのが非常に大変なのですね。

日本の国土のほとんどを占めている国有林に勝手に入り込み、釜を作って火事をおこす人がいますが、そんなことは絶対にしてはいけません。

また、燃料となる良質の蒔きを確保できるところでなくては釜は焚けません。

そんなわけで、温泉に浸かりながら、地元の人に、釜の建設を希望していることを打ち明ける人が多いですね。

そこで、小生の先輩が遺した釜があり、それを紹介したことがありました。

その亡くなった先輩は、家族にこっそりと釜を立ち上げ、私たち後輩を無賃金で酷使して維持してきましたが、その先輩もいなくなったので放置したままでありました。

ところが、趣味の人間というものは、すべてが自分の好きなようにしなければ気がすまないらしいのです。(小生もそうであります)

で、全部壊して、作り直すのですね。

勝手にどうぞ・・・なんですが、その釜に使った土とか石が大量に処分しなければならないのですね。

地元の人なら、何とかしちゃいますが、よそから来た人は、勝手に捨てるわけにはいかないのです。

それなら古釜の跡を使わないで新設すればよかった・・・と、いうのですが、どうか趣味で釜を立ち上げようとする人は、後々のこともシッカリ考えて、十分に計画を立てたほうが良いと思います。

海とか山は、カネを出せば何とかなる世界ではないのです。  (経済圏が及んでいるようで、実は完全には及んでいない)

(釣り船に乗るとか、山にハイキングに行くというだけでも、十分な準備と知識が必要ですね。ましてや、本格的にやるならば、それなりの覚悟は必要だ・・・つまり、自分の好きなようにしたいのなら最初から全部自分でやりこなす実力が必要だ・・・と、いうことであります。)

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