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イナカでゆったりと暮らしたい-2 

団塊の世代に要求するもの

昨年、小生は、アジア数カ国の老人施設を見て回りました。

実は、日本以外のアジアは、寿命が短い、つまり介護期間も短いのですね。ですから、老人施設はそんなになくて、家族が老人をみていました。 

というよりも、数家族が同居していたり、あるいは数世代が同居しているので、ひとつの共同体がケアをしているという感じでしょうか。

つまり、年寄りや兄弟が子供の面倒を見ていて、生活そのものが教育の場になっているのですね。

そして、子供など同居人が年寄りの世話をしているといった具合です。

そうして日本に帰ってみると、改めて、ご老人が目立ちました。

街でも店の中でも、どこを見ても老人ばかりで、若者はどこにいるのだろう・・・と、探してしまうほどです。

日本では、今後もますます老人が増えていくということです。

そんな中、勝ち逃げ世代として、次世代や子世代から白い目で見られているという団塊の世代。

僭越ですが、その団塊の世代のお考えについて意見を述べさせていただきたいと思うのです。

今年からの2007年問題で注目をされている、団塊の世代。

年金や蓄えがあるから、子供の世話になんてならならない・・・・

カネさえ出せば、何でも叶う・・・なんて思っているのが、団塊の世代・・・

なんて、見られていませんか ?

そうした団塊の世代を当て込んでか、小生の住むイナカでも、10年前から、いわゆる「ケア・ホーム」が立ち並び始めました。

いわゆる療養型マンション・・・と、でも言うのでしょうか。

バリアフリーで温泉付き。しかも看護士が 24時間待機している・・・と、いいます。

そんな巨大な建物が、いまでもこんなイナカに建設されています。

そうした「ケア・ホーム」は、大きな個人病院が、その関連施設として作っているようです。

病院側としては、顧客の確保ができるし、都会に住んでいたリタイヤ組み側は、余生を温暖で静かな土地に暮らせるということで、大人気で、2年後の空き待ちといいます。

しかし、そこに思わぬ問題が・・・・

つまり、看護士や介護士がまったく足りないのです。

新聞の求人欄には、タクシー乗務員と共に、いつも看護士を募集しています。

こうした職業は、職種として定着しないのでしょうか。

「自分の親ぐらい、自分でみろよ・・・・」

これが、介護する側のホンネと言います。

そこで小生は、根本的な考え方から考え直す必要があると思うのです。

つまり、リタイヤ組みは、自分の余生が安泰であればよい・・・という考え方でいるのではないか。それに対して他の世代は反感を覚えているのだと思います。

小生は、リタイヤ組みの人は、余生を快適に・・・なんてばかり考えないで、余生を後進の育成にも費やしていただきたいと思うのです。

いま日本に足りないのは、人間としての温もりのある関係だと言われております。

自分さえ快適であれば良い・・・という考え方が、今の世の中を作っていると思います。

そんな世の中が、果たして幸せなものなのでしょうか ?

どうか、リタイヤされる人はイナカに籠ろうなんて考えないで、積極的に人と接していただきたいのです。

仕事がなくても、街に出て、散歩して、若者に声を掛けていただきたいのです。

「なんでオレが他人に挨拶をしなければならないのか」とか「若者から挨拶をすべきだ」なんてお考えにならないで、積極的に道行く知人や子供に、声掛けをしていただきたいのです。

しかも、あなたの満面の笑顔で。

今、日本を救えるのは、団塊の世代の今後の生き様だと思います。

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