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もういやだ、死にたい

『生協の白石さん』からの答え

生協という字は「生きる」「協力する」という字を使います。だからといって、何がどうだという事もございません。このように、人間は他人の生死に関し、呆れるほど、無力で無関心なものです。 本人にとって深刻な問題なのに、何だか悔しいじゃないですか。生き続けて、見返しましょう !

これが、東京農業大学生の「もういやだ、死にたい」というカキコに対する白石さんのお答えのようです。

その『生協の白石さん』という本を、今日、やっと手にしました。 勿論、図書館の順番を半年間待ちに待ちましたが、結局、一時間足らずで読み終えてしまいました。

この本は、ブログ「がんばれ、生協の白石さん ! 」から発生したもので、ネットでも有名でしたので、小生が説明するまでもなく、皆さんはご存知だと思います。

さて、毎日毎日、自殺、殺人、強盗などなどで、「もういやだ」と、思ってしまいます。

特に、小中高生の自殺は、悲しいですね。

しかし、こうも毎日続くと、こうした報道に慣れてくるように思えてしまうから怖いですね。

先日、石原慎太郎東京都知事が、「いじめられる人はどこへ行ってもいじめられる」とか「自殺したければ、さっさと死ね」と、ご発言されたとか。

このご発言は、伊吹文科相宛の「自殺予告」手紙に対してのご発言で、この予告文章は捏造で愉快犯によるものだろうと前置きして、「死にたければ、さっさと死ね」などと申されたものでした。

ただ、小生もこの様子をテレビで見ていましたが、都知事は、もう少し発言に配慮があってもよかったのではないかと思いました。

いまのところ自殺は、シンドローム現象で、暫くは続くかもしれませんが、自殺を考えている人は、どうか『生協の白石さん』を読んで、思い直してもらいたいと思います。

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コメント

私は石原シンパではないのですが・・・
私は子供のときいじめられっ子でした。体が小さく、けんかも弱く、貧乏で、そんなことで、学校に行くといじめられ、近所でいじめられました。通学路では金をもってこいとたかられました。もういやでいやで仕方なかったですね。
でも死にたいと思ったことはありませんでした。死ぬということが思いつかなかったからだけです。でも先生も親も頼りになりません。どうしたか?どうもしません。
自分の気持ち、考えを変えるしかありません。
学校では勉強をして成績を良くしました。通学路は不良のいない道を通るようにしました。近所では嫌な人を避けました。
まあ、そんなことしか手段はありません。
それこそが人生の勉強だと思います。
結論をいえば、石原さんの言葉に戻りますが、、「いじめられる人はどこへ行ってもいじめられる」とか「自殺したければ、さっさと死ね」というのはまっとうでしょう。
それがイヤなら、自分が道を切り開くのです。
切り開けなければ斃れるしかないのです。

投稿: 佐為 | 2006年11月16日 (木) 19時47分

佐為さま、まいどであります。
どうも最近の子供は、佐為さまがお子様であられた頃と比べて弱いと思います。
ですから、佐為さまが耐えられたことが、今の子供では耐えられないことが沢山あるように思います。
ところで、今回の石原節は、賛成できません。
バカなひとを目の前にして、「お前はバカだ。」と、言っているようなもの。もの書きさんとしては、ちと芸がないのでは ?

投稿: あらま | 2006年11月16日 (木) 21時55分

私は、石原都知事がおっしゃりたいことが理解できるような気がします。

いじめは、何も小学生にだけ起こるものではないでしょう。大人間でも、実際起こっているのではないですか?所詮、なくなるなんてのは夢、幻に過ぎないのです。

だとするならば、いじめに耐えられる心、立ち向かう心を育成していくのは当然だと思います。

投稿: hayato | 2006年11月17日 (金) 21時25分

hayatoさま、まいどありがとうございます。
確かに、人間が存在する限り、“戦争”も“いじめ”も“自殺”もなくならないでしょう。
ですから、そうした‘困難’に耐える強い心を育てることは必要です。
しかし、人間は時として‘病気’になりますね。
そんな時に「強くなれ」と言って鍛えさせることは普通しないと思います。
石原都知事のあの発言は、がん患者に対して癌の宣告をするようなもの。
確かに、がん患者には癌が存在しますが、それが正しいから本人に告知してよいかは、また別問題だと思います。
そうした意味で、石原都知事の発言は配慮が足りないと思います。

投稿: あらま | 2006年11月18日 (土) 08時16分

あらま様
誤解というか反論を承知で書きます。
弱いものは存在を許されないと言い切ったらいかがなさいますか?
子供なら弱いものでも存在を認めるべきだ、存在できるよう保護すべきだと思いますか?
国家はどうなのか?と質問したらいかがいたしますか?
ジェンダーフリーというものは豊かな北欧からはじまりました。アフリカの貧しいところにジェンダーフリーはありません。
最近はノンステップバスといって老人や体の不自由な人が乗れるよう車体を低くするバスもあります。JRでも女性のために専用車さえあります。
貧しい国にはないようです。
弱肉強食は善悪と関わりない真理のようです。ならば個人が負けないようになるべきです。負けたらその時点でゲームアウトです。

投稿: 佐為 | 2006年11月18日 (土) 20時36分

佐為さま、重ねてコメントありがとうございます。
これは「福祉論」としてのご意見と賜って宜しいでしょうか。
誤解を承知で、大雑把に小生の意見を記します。
さて、生存競争の原理が‘弱肉強食’のみでしたらそれは動物の世界でしょう。
しかし、人間社会にはそうした本能の他に理性を備えるようになり、家族・血縁関係以外の要素でも社会を形成していると思います。
それを維持するために、本能的な愛情の他にいわゆる道徳を発展させてきたと思います。
たとえば、老人に対する待遇にしても、原始時代は部落の存続を優先させるために、老人を殺したり捨てたりしました。
それが文明の進化と共に‘ゆとり’ができてくると、老人の経験を活用するようになり、そして敬老と言う観念を持つように‘進化’してきたと思います。
こうした相互扶助の考え方が、憲法にも記されている「公共の福祉」の観念の基本となっていると思います。
少し、話題が外れますが、小生の好きな仁侠映画の基本も‘義侠’心がテーマだと思います。
この義侠心は「強きをくじいて弱きを助ける」という意味では、福祉の思想と合致していると思います。
そうした考え方は、その時代、文明や経済そして教育の程度によって差があることは当然だと思います。
ですから、今の日本は単純に強弱だけを考える社会ではないと思います。
ところで、ジェンダーフリーは、福祉とは別の悪平等ですから、論外です。

投稿: あらま | 2006年11月18日 (土) 21時56分

あらま様と私が対極にいるのか、表現が異なるのかわかりません。
論点が発散してしまいそうなので、ひとつに絞ります。
>さて、生存競争の原理が‘弱肉強食’のみでしたらそれは動物の世界でしょう。(中略)
>それが文明の進化と共に‘ゆとり’ができてくると、老人の経験を活用するようになり、そして敬老と言う観念を持つように‘進化’してきたと思います。
>こうした相互扶助の考え方が、憲法にも記されている「公共の福祉」の観念の基本となっていると思います。
そのとおりです。しかし忘れてならないのは、道徳本能なんてものはなく、相互扶助というのはDNAに刻まれていないということです。路上に座り込んでいる若者の形をした動物を見ればお分かりでしょう。ですから、私たちは社会通念とか道徳、あるいは少なくとも大多数に認知されている価値観を刷り込んでいかなくてはならないのです。
そして人間社会であっても競争はあり、頑張らなければならないこと、そしていじめられても逆境にあっても助けるのは自分しかいないということも教えなければならないのです。くじけそうになっている者を助けるということは、攻めているものを処罰することか?攻めているものからかばうことか?攻められても負けないようになれと教えることかという観点が違うのかもしれません。
まあ、魚を与えれば夕飯を与えることになるが、魚の取り方を教えれば一生の食事を与えることになると個人は言えり

投稿: 佐為 | 2006年11月19日 (日) 09時29分

佐為さま、早速反論を戴きありがとうございます。
仰せの通り、人間には道徳的な本能なんてありませんから、教育が必要になってくると思います。
ですから、昨日通過した「改正 教育基本法」に‘愛国心’が盛り込まれたことは当然だと思います。
小生の好きな言葉の一つに、イギリスのサムュエル・スマイルズの「自助論」の一説、「天は自ら助ける者を助く」があります。
恐らく、佐為さまも、このようなことを述べられていると思います。
ところが、今ここで問題にしているイジメは、そういった事を論ずる段階ではないと思います。
つまり、集団暴行を受けているようなもの。
レイプされている女性に「自助論」を説いても仕方がないと思います。

投稿: あらま | 2006年11月19日 (日) 09時50分

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