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日韓は蚊帳の外

六ヶ国協議は、北朝鮮、‘核デビュー’の場

昨晩、米朝中が六ヶ国協議の再開へ合意したとのニュース速報が流れました。

Photo_65  これについて、アメリカ側は「北朝鮮は、協議の復帰に条件をつけなかった。」とし、「再度の核実験は当面ない。」と楽観しています。

ところが、北朝鮮は「再度の核実験計画はない。」と言いながら、「米国の対応いかんでは、再実験も辞さない。」とも言っております。

また、北朝鮮を除く五カ国は、北朝鮮の核保有を認めないと言う態度で協議に臨むとされていますが、北朝鮮は、核保有国として協議に臨む姿勢です。

ところで、この六ヶ国協議再開の報道に、日本の官房長官は「歓迎」するとしながらも、日本が蚊帳の外に追いやられた立場に、麻生外相は「不快」をあらわにした様子でした。

まず、こうした一連の水面下での協議は、核保有国同士で行われ、事実上、核保有が強力な外交カードであったということ。

Photo_67  また、日米関係が同盟関係とはいえ、こうした最重要課題に際してアメリカが日本を跳び越して、中国と秘密裏に協議を重ねていたこと。

それに、今度の六ヶ国協議は、既に北朝鮮が核保有をしているので、今までの六ヶ国協議とは内容的にも異なり、日本が対等の立場ではないことなど。

以上の理由で、麻生さんは不快に思ったようです。

つまり、中国・北朝鮮に対してではなく、親友だと思っていたアメリカに裏切られた感じですね。

小生に言わせれば、こんなことは当然で、アメリカは単に自国の国益だけで動いていると言うことです。

そもそもアメリカにとって、ここまで核が拡散してしまうと、もうそれが止められないと、観念したと思います。

それよりも、双子の赤字を抱えるアメリカ経済にとって、北朝鮮のマネーロンダリングや大量の偽造通貨の流通のほうが強い関心事だと思います。

アメリカにとって、日本が核攻撃をされることよりも、世界の金融秩序の崩壊が怖いのではないかと思います。

アメリカ経済にとって、中国の経済成長と人民元とアメリカドルとのレートの不均衡が最大の懸案事だと思われます。ですからアメリカは、特定アジア地域のドルの流れに敏感になっているのだと思います。

Photo_68 ポチは不審者の動きにワンワン吼えていますが、ご主人様はドロボーに備えて対策を講じているわけで、もはやドロボーにポチが殺されようがご主人様には関係のないことなのです。

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コメント

あらま様
厳しいと言うか格調高いというか・・・とても私には書けない論説です。
私は真剣になれずにただちゃかとダジャレしか書けません。

投稿: 佐為 | 2006年11月 2日 (木) 20時04分

日米安保・・・有事の際、本当にご主人様はお助けくださるのでしょうか。

不安です。
本当に、不安です。

投稿: hayato | 2006年11月 3日 (金) 01時21分

佐為さま、まいどありがとうございます。
佐為さまのホームページが、開設から実に60万アクセスを超えたと言うことで、おめでとうございます。
一日に、平均400アクセス以上ということですね。
小生のこのブログを調べてみましたら、一日平均68アクセスのようです。
佐為さまのような‘大企業’から、小生のような‘零細企業’に、「格調高い」と言われてしまいますと、赤面の至りです。
さて、本日は、この仕事が終わりますと、そのまま会合に出かけます。
そのあと、そちらにお邪魔するかもしれません。
よろしくお願いします。

投稿: あらま | 2006年11月 3日 (金) 02時39分

hayatoさま、コメントありがとうございます。
あるネットの調査によれば、有事の際にアメリカがホントに守ってくれると思っている人が、実は少ないと言うことで、少し話題になっていますね。
アメリカとしては、これ以上、「火種」に近づくことはしないでしょう。
ただし、経済の秩序を守るために、そちらのほうの介入は続けると思います。

投稿: あらま | 2006年11月 3日 (金) 02時46分

あらま様
>アメリカとしては、これ以上、「火種」に近づくことはしないでしょう。
>ただし、経済の秩序を守るために、そちらのほうの介入は続けると思います。
アメリカにとって北朝鮮のミサイル拡散は目の上のたんこぶでした。核拡散更には核テロなんて起きるあるいは可能性があることは脅威です。その点ではインドパキスタンの核開発とはニュアンスが違います。そしてアメリカの真の敵は中国です。中国の脅威論は共和党の中で激しい。その譜代(?)である北朝鮮の軍備増強はアメリカが黙ってはいないと思います。アメリカは日本のために戦うことは決してないでしょうけど、アメリカの国益、安全保障が犯される、あるいはその可能性があるならば何でもすると思います。千円賭けますよ。

投稿: 佐為 | 2006年11月 3日 (金) 07時00分

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