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憲法談義-3

『憲法九条を世界遺産に』

Photo_54  この本をはじめて書店で見つけたとき、面白い題だと思い、小冊子ですのでパラパラと拾い読みしました。

人類学者の中沢新一教授と、お笑いの大田光氏の対談形式の、いわゆる憲法九条を世界遺産に推進しようとする ? パンフレットですね。

ところで、小生は霊峰富士の下で生活しています。そしてその富士山を世界遺産にしようという運動を県民あげてやっております。

最初、自然遺産として登録を申請したのですが、‘ゴミの山’ということで却下されてしまいました。そこで、当県では文化遺産として登録しようと莫大な県民税を費やして運動を展開しているのですが、こうした山岳信仰は世界的にも珍しいものではなく、認めてもらうには困難を極めています。

その‘世界遺産’に、日本の現行憲法を推薦しようとする‘ネタ’が、この本ですね。

つまり、この本では、世にも珍しいこの日本国憲法の第九条を動態保存しようとする提案だと思います。この第九条も珍しいが、これを維持している日本国民も併せて滑稽な存在として保存しようということなのでしょう。

小生としては、「勝手にどうぞ」という印象でしかないですね。

ところで、この本の内容であるお二人の対談は、今年の四月に三回に亙って行われたようです。もし、この対談が、一連の北朝鮮の‘暴発’の後だったら、内容が変わっていたかもしれないと思われる点から、内容的に古い本だと思います。

将軍様のご乱心が、憲法九条の存続の運命を担っている・・・と、いうのは言い過ぎとしても、小生は、この第九条を世界遺産として殿堂入りとするなら、賛成です。併せて日本の‘平和主義者たち’も、珍列していただきたいと思います。

平和憲法と一緒に日本が共倒れにならないように、小心者の小生は祈るばかりです。

【追加】

拙宅の近くでは、東名高速道路、東海道新幹線、国道、在来線のトンネルが、200メートル以内に集中しています。また、上空では航空機や自衛隊機の航路になっていて、ニアミスで有名なところでもあります。

今朝、仕事の帰りに、その箇所を通り抜けようとしたら、たくさんの人が警戒に当たっていました。

その中に知人がおりましたので何事かと聞いて見ましたら、なんでも国土交通省がテロ警戒を強めたというのですね。

もしかしたら、日本が北朝鮮に対して経済制裁を強化したわけですが、早速それに対する報復テロに備えているのかもしれないと思いました。

いやはや、こんなイナカでも物騒なことになりました。

ところで、日本には根強い平和教信者がおります。その経典である第九条を変えることには強い抵抗があるようです。

ましてや改憲には‘2/3’という厚い‘超バカの壁’が立ちはだかっております。

ですから、平和主義者さま方のご機嫌を損ねないように、平和憲法は世界の奇跡として残しておくことは、いいことかもしれませんね。

実際の運用で都合が悪くなれば、憲法を停止させればよいのです。

平和になれば、また停止状態から戻せばよいだけです。

こうすれば、平和憲法は名目的に保存され、平和主義者のメンツも立つでしょうし、実際の危急時から日本を守ることが出来ます。

Photo_56  それでは憲法の意味がないといわれるかもしれませんが、最初からそう意味のある内容の憲法ではないですよね。

一休さんではないですが、「気にしない、気にしない。ひと休み、ひと休み。」・・・・。

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コメント

あらま様
遅くなりましたが、私の憲法9条を世界遺産にをアップしました。
ご笑覧ください。
http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/book061014.htm

投稿: 佐為 | 2006年10月14日 (土) 22時50分

佐為さま
今朝、読ませていただきました。
さすが、理論整然とされていますね。
これを元に、「憲法談義-4」を書きたいと思います。
そこで、佐為さまホームページの内容を引用しても宜しいでしょうか ?

投稿: あらま | 2006年10月15日 (日) 07時31分

10月27日「憲法9条を世界遺産に」でグーグルで検索したところ、上位200までで、賛成が195、批判的なものは私を含めて5件しかなかった。
日本人の考えというのはその程度なのか!と愕然とした。
護憲でもよいが、本当に考えて考えて欲しいと思う。
太田ががんばっているのがステキという感情的支援も多いのだ。そんなやすっちい考えではいともたやすく日本という社会を失ってしまうだろう。
自分の立場は安全だ、外国の人かわいそうなんて思うことはうぬぼれなんですよ、
今の日本、社会、自分というのがいかにして存在しているのか? 良く考えて欲しいと思う。
考えても分からないなら・・・それまでなのだが

投稿: 佐為 | 2006年10月27日 (金) 20時27分

佐為さま、ご報告ありがとうございます。
小生も『ブログファン』で、「憲法九条を世界遺産に」を検索したところ、概ね同書に賛同する意見が多いようでした。そのほとんどはサヨの方々、もしくは若い人たちがホップ感覚で読んでいるようですね。その中で、「朝日歌壇鑑賞会のブログ」が光っていました。
また、普通の人は、取るに足らないので‘読み捨てている’ようです。ですから書評にもならない程度だと思います。
これも、現代のポップカルチャーのひとつの現象でしょうか。

投稿: あらま | 2006年10月28日 (土) 03時51分

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