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福祉があぶない

ホントに自立を支援しているのか

今年施行された「障害者自立支援法」。ところが、「支援」とは程遠い内容であることが、実際に明らかになっています。

この矛盾は、特に NHKの福祉番組で指摘されています。利用者負担の増加、そしてサービスの低下、しかも今までの事業が成り立たなくなって来た実態も明らかになってきました。

その影響は、拙宅にも及んでいます。

小生は、認知症の母を扶養させて戴いております。父の介護を含めて、介護暦は15年目です。

介護の知識のためということで、家内とともに「ヘルパー2級」「福祉住環境コーディネーター2級」などの資格も取っております。

母は、「要介護 1」ですが、特に福祉施設のお世話にはなっておりません。自分を育ててくださった親ですので、面倒を見させていただくのは当然だと考えております。ですから介護の負担はマイナスであるという発想は拙宅にはありません。むしろ家族の扶養はプラスです。

確かに今年度から、母への負担金は一挙に増えました。反面、支給されている年金は確実に減っております。さぞ、独居老人の人たちには厳しい環境になったと思います。

また、高齢化社会に対応するため、国家も福祉国家に変貌しつつあります。当然、会社も福祉事業に参入しております。(参入せざるを得なかったというのが実態でしょう。)

ところが、福祉に関する法規がめまぐるしく変わり、サービス内容も変わり、雇用も安定しません。単独事業としては、最初から成立しません。

やはり、家族は家族が面倒を見るべきです。

日本の家族構成は、少子化で核家族であるので、老後は社会が面倒を見るということでしょうが、現実的には無理だと思います。そもそも、少子高齢化で、年金制度や保険制度が成り立つはずがありません。当然、そうした制度は破綻し、結局は甘美な名前の法律の下で福祉の切捨てをせざるを得ないのです。そのひとつが「障害者自立支援法」なのですね。

何回も書きますが、日本の土壌は、「家」です。その「家」の崩壊が、日本の崩壊につながるものと、小生は危惧しております。

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