不良品対策
ゆるんだり、はずれたり
気が抜けた状態のことを、「頭のネジがゆるんでいる」と、いうことがありませんか。
小生は鍛冶屋ですが、機械の組み立てで、気おつけなければならないことは、しっかりネジをしめること。
ネジがゆるんだ機械は、使っているうちに異音がして、しまいには壊れたり事故を起こしたりします。
その締め忘れを防止するために、トルクレンチを改良したり、締めたネジにペンキを塗ったり、結構努力しているのですが、それでも多々あります。
締め忘れ防止のマニュアルを作ると、マニュアル以外のことはしなくなるので、職人さんの良心を信頼することにしました。
つまり、プライドを尊重するのですね。
そんなことをコンサルタントと話していたら、彼からチクリとやられてしまいました。
「社員のネジがゆるんでいるのは、経営者の“たが”が外れた状態だからですね。」
“たが”とは、桶の帯巻きのこと。これが外れると、桶は一気にバラバラになります。
グッと来ますね。
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