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平和の砦

戦争は人の心の中で生まれるものであるから、

人の心の中に平和のとりでを築かなければならない

これは、有名なユネスコの前文です。ユネスコは、世界的な教育機関ですが、その目的は反戦思想の育成です。つまり、人類が皆、戦争が嫌いになれば戦争が起こらないという思想だと思われています。

そんなの不可能だ、単なる理想論だ、と言うことで、最近はサッパリ蔭をひそめています。

しかし、この考え方は、単なる反戦思想ではないのです。ただ、それを実現した例がなかったので、誤解を受けてきました。

実は、先日撤退した、イラク、サマワに展開した日本の陸上自衛隊の支援活動が、軍事的にも高い評価を得ている事をご存知でしょうか。

つまり、900日間、延べ人数5,500人の部隊が展開したのですが、その間、一発の発砲も、ひとりの犠牲者も出さなかった事が、実は、信じられないほどの奇跡的な事なのです。

日本国内においても、これを実現する事は、非常な困難な事です。5,500人が、900日間、交通事故にも遭わず、無事に過ごせる事は例がありません。

それを、外国の、しかも非戦闘地域とはいえ危険なところで実現できた事は、これは大変な事なのです。

これは、祈りが通じたからだけではなく、高度な技術を持っていたからだけではありません。

ホンモノの「心の砦」を築いたからこそ奇蹟が実現できたのです。その心は武士道にも通じます。

刀を抜かない・・・。偶発を回避する。忍ぶということ。この意味をどう説明したらよいのやら・・・。

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