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人を見たら、悪人と思え

『平和のための戦争学』

と、いう本が紹介されていたので、読んでみました。

実に、面白かった。おおいに参考になりました。

著者は、自衛隊の元幹部(作戦幕僚)ということで、真に迫った内容でした。

この本は、2003年の11月に初版が発行されていますから、書店の店頭には、もう見あたらないと思います。小生の通う図書館にもなかったので、図書館同士のネットワークを利用して、他の市の図書館から借りてきてもらいました。(なんと、県境の市の図書館の蔵書でありました)

よい戦争なんてないことは当然ですが、この本は、人体の免疫機能から、防衛戦の正当性を説いていると思います。つまり、生存のためには戦争も必要と言う解釈ですね。

当然であります。人体に免疫機能がなければ、細菌などに犯されて、たちどころに死んでしまいます。その免疫が、防衛であり、我々が特に意識しなくても、勝手に戦ってくれて勝利しています。

ありがたい事ではないですか。

しかし、日本の防衛は、無意識のうちに、安保条約の同盟国アメリカが守ってくれるなんて思っていたら、大間違い。

アメリカ軍は、日本のアメリカの基地に飛来してくるテポドンには迎撃しても、拙宅に落ちてくるテポドンには、迎撃してくれない事ぐらいは、小生でもわかっています。もちろん、自衛隊も警察も、テポドンから拙宅を守ってくれない。

(考えてみると、はたして小生は、自衛隊隊員一人当たりの年収、警察官一人当たりの年収に対して、どれほどの税金を払っているだろうか ? 。 しかし、ちゃんと決められた税金は払ってきましたよ。近所の組み費だって、神社の氏子としての金子も包んだし、寺総代や、お寺にも檀家として、「上」をさしあげてきている。NHK受信料だって引き落とされています。なのに北朝鮮のミサイルから、誰からも守られていないのです ! ! )

だから、自分のことは自分で守らなくてはならない。でも力が全くない。どうしよう・・・。

自分も家族も守れない、サイテーなオヤジであったことに気づいたのです。国民も守れない国家に住んでいるのですから、仕方がないといえば仕方がない・・・。

そこで、日本国憲法の前文を読みますと、性善説だけで解釈しているとしか思えないのですね。つまり、特定アジアはよい人ばかり・・・ですって。

世の中には、多種多様な人がひしめき合っていますね。善人もいるでしょうし、悪人もいるでしょう。善人の中には、次の瞬間、悪人に化けるかもしれない。自分自身もそうであります。

今のところ、小生も絶対人など殺さないと思っていますが、家族が殺されたら、躊躇なく犯人を殺すでしょう。殺せなくても殺意は抱くでしょう。

それが、当たり前ではないでしょうか。こうなれば、もはや、善悪ではないですね。

しかし、そうならないように、日ごろから「心の砦」を築いていく事は、必要だと思います。

この場合の「心の砦」とは、エセ平和論者がいう言葉ではなく、戦争も辞さないという平和希求の心理です。

そして、理想は捨てず、現実を見据えた考えかたです。

「戦争のない平和な世界」を理想とされている御仁から見れば、小生の考え方はおかしい・・・、と思われるでしょう。

そうです、人間とは最初から不合理的な存在なのですから、それを素直に認めることから始めなければならないと、小生は思います。

自分が完全無欠でないのに、相手に完全無欠を求めること自体、おかしいとは思いませんか。

小生は、戦争は嫌ですが、平和の手段としては否定していないところから、本書で言う「平和主義者」かもしれない。

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コメント

この本は私も推薦本としております。考えてみれば当たり前のことしか書いてありません。
しかしネットでググッテいただくとわかりますが、この本を戦争マニア、戦争オタクの本と断じているサイトがいくつもあります。
きっとそんなホームページの管理人は目が見えず、耳が聞こえないのでしょう。
あるいは特定アジアからお金をもらっているに違いありません。
世も末だね

投稿: 佐為 | 2006年6月28日 (水) 21時50分

佐為さま、毎度であります。
いつのまにか、佐為さまのHPに書かれてあった内容と、同じコトを書いていました。
いえ、パクった訳ではないですよ。
さて、小生はこの本の著者の意見に全て賛成しているわけではありません。
人類の道徳は、進化していると思うし、立場によって人間が豹変する事が抜けていると思います。
ただ、自己防衛する事は、当然の事で、人としてのマナーだと思います。
夜道で彼女を守ることも。
送りオオカミになってしまってはいけませんね。
そこのところが書かれていないと申したかったのです。
いずれにしても、この本は、当然の事が書かれてあり、戦争が人一倍嫌だから、何回も繰り返して警鐘を鳴らしていると思います。

投稿: masasan | 2006年6月28日 (水) 23時15分

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