« 国防論 | トップページ | ただ、見守るだけ »

東シナ海ガス田開発

なぜ日本は開発しないのか

江戸時代の頃までの日本のエネルギー自給率は、100%。ところが、現在はたったの4%なんだそうです。そんななか、世界の石油、ガスなどの化石燃料資源の限界が指摘されています。

そこで、資源の輸入に頼っていた日本にとって、領土、領海に資源が眠っているという情報があるのですから、すぐに飛びついてよいと思うのですが、何もしないのですね。それどころか、中国が開発しているのを指をくわえて見ているだけ。一体どうしてでしょう。

小生は、東シナ海の資源は、採取の難しいメタンハイドレードで、技術的な問題があるので採掘しないのかと思っていました。

そうではないようですね。その原因は、資源の存在している位置が、互いの境辺にあるということでしょう。そこで、かつて資源情報が示された時、日本の企業も試掘を国に申請したのでしたが、中国との国境争いを懸念した日本政府が認めなかった経緯があるのだそうです。そんなことをしていたうちに、中国が先行してしまったわけです。中国は「歴史」「靖国」と騒いでいて、日本と話し合いをしない間に試掘を進め、関連区域に軍艦や航空機、潜水艦を出しています。境界線付近は、一触即発のような海域になってしまいました。そんなところに、危険を承知に開発しようとする会社なんて、もはやないですね。(たとえ、自衛隊や海上保安庁が当該区域を警戒にあたったとしても、憲法が「国防」を許してくれていません。)

ところで、世界を見渡すと、境界線の資源発掘問題は珍しい事ではなく、外交官が身を張った外交戦争をすすめて、資源開発に到達しています。つまり、石油獲得には外交手腕が必要不可欠なのですね。しかし、日本の外交官は争いを避け、相手のされるがままです。この傾向は、竹島、北方四島でもみられ、日本の外交官は外国からの日本領土の占拠を許しています。

今後とも、世界的な資源の枯渇が、エネルギー争奪競争を加速させるでしょう。新たなエネルギー創設技術を模索する一方、エネルギーの国際競争に勝つ日本外務省であってもらいたいものです。

日本の産業、経済の国際競争力の低下は、そのまま資源の購買力低下につながってゆきます。金さえ出せばなんでも買えると思っていても、資源の値段は高くなる一方です。それに反して、日本は、少子高齢化、学力の低下、技術の空洞化で、国力つまり「稼ぐ力」の低下が続いています。

今までのような、高い経済力を背景に外交を進める事ができなくなっていることに、外交官には危機感をもってもらいたいものですね。

|

« 国防論 | トップページ | ただ、見守るだけ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/131161/10505672

この記事へのトラックバック一覧です: 東シナ海ガス田開発:

« 国防論 | トップページ | ただ、見守るだけ »