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国防論

無抵抗主義

むかし、インドのガンジーというひとが、無抵抗主義を唱え、実践し、成果をおさめ、高い評価を得たと言います。

周囲が武装する中、丸腰で抵抗した勇気を称えているようです。

そこで、日本で平和を唱える人たちの中には、武装しなくても平和な独立国家として存在できるという強い信念を持っている人たちがいます。

平和憲法のもと、60年以上も戦争がない日本という国の存在が、それを証明していると言うのですね。

最初から武器を持たず、戦闘意欲そのものがなければ、絶対に周りから攻めてこない、国際法的にもそれが示されていると言うのです。

かつての中国の、人間の本性は善であると言う、性善説を信じて疑わないようです。

それを信じて疑わない人たちは、きっと善い人たちなのでしょう。

逆に、武力で身を守ろうなんて考える人たちなんて、勇気がなくて、人を信じられない可哀想な人たちに見えているのでしょう。

しかし、現実的には、日米安保条約の下、アメリカ軍が日本各地に基地を持ち、核の均衡でかろうじて軍事バランスが保たれています。

日本には自衛隊がありますが、戦闘してはいけないという憲法がありますので、攻められても守ることは出来ません。唯一できることとすれば、自身が楯になることぐらいです。

ところで最近、日本の国防が話題となっています。

在日米軍の再編成。それから明らかになってきた日本の負担。

また、防衛庁の防衛省への格上げ。(民主党の小沢党首も、それに賛成だと言っております)

日本国境の問題。

しかし、一番恐怖なのは、そんなことを話し合っている間に、すでに日本を照準とした中国、北朝鮮のミサイルが発射されたとき。

アメリカ軍による迎撃体制は、まだ確立していないのですね。

誤作動など、間違ってミサイルが発射されて、日本の都心に落ちでもしたら・・・。弾頭が核なら、日本はそれでお終いです。(石原都知事は、そこを指摘し続けています。それに、東京都の太平洋に浮かぶ小笠原諸島や鳥島付近では、中国の原子力潜水艦による領海侵犯が続いているので、都知事が危機感を持つのは当然でしょう)

攻撃され、都心が壊滅して、政府が崩壊した後で、政府機能を地方に分散しておけばよかったなんて、悔やんでも遅いのですね。

そうした可能性が、0ではないから、怖いのです。

しかし、平和論者は、怖くないでしょう。彼らには揺るぎない信念があるのです。

むしろ、怖がっている人が哀れに思えるでしょう。

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コメント

>かつての中国の、人間の本性は善であると言う、性善説を
へえそんな話があったんですか?知りませんでした。
私は次の言葉が好きですね
「脅威に直面しているとき、絶対にとってはならない行動は、楽観的に考えること、そして故意に目をつぶることだ」

投稿: 佐為 | 2006年6月12日 (月) 20時00分

佐為さま、毎度ありがとうございます。
怖さが感じなくなったら、にんげん、お終いですね。

投稿: masasan | 2006年6月12日 (月) 21時47分

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