究極の共産主義
駿河湾サクラエビ
富士山を望む駿河湾は、深海湾としても知られ、漁業が盛んです。
その中で、春と秋に行われる「桜えび」漁。
実は、この漁は、資源保護のため、漁捕高や漁獲期が厳しく定められています。
そして、獲れた桜えびは、出漁した漁船、或いは所属漁協に均等に分けられます。
まるで究極の共産主義の実現です。
桜えびの次はシラス漁です。
そこでも「掟」は守られます。
一党独裁のどこかの国とは、根本的に違うのです。
ところで、漁業は、漁場に着けば戦場です。休みなく、肉体労働が続きます。経験がモノを言う世界です。そこで、一気に稼ぎます。
さて、その桜エビ漁に携わる漁夫も高齢化が進みました。
漁閑期には、漁夫たちは田を耕し、畑仕事をしています。
つまり、半農半漁。若者が好まぬ理由です。
中には、都会から田舎にあこがれて、漁の仕事をしようとする人もいます。
結局、あまりにも重労働で、怪我をしたりで続きません。
荒れが収まり、今日も、じっちゃんたちは、海に出ました。
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