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なぜ中国はパクるのか ?

イエローモンキー

とは、むかーしアメリカが日本人に付けた「称号」です。つまり、かつての日本人は、アメリカが開発した商品を猿まねして、それを輸出していたからです。ですから、アメリカ人にパクリと言われても仕方ないですね。

しかし、日本のパクリは、それをそのままコピーしたものではなくて「改良」を加えていたのです。ですから、アメリカにパテント料を払うばかりではなくて、実用新案で上乗せしていたので、逆に知的財産として保護されているわけです。つまり、単純な猿まねではなくて、プラス・アルファーがあったのが日本のパクリの特徴でした。日本の独自性が加わったので、結局、その製品はオリジナル、「ホンモノ」といえるでしょう。

ところが、中国のパクリは、全くの模倣ですね。パテント料を支払わない海賊版なのです。つまりオリジナル商品に対して「ニセモノ」なのですね。あたらしく何かを加えるということをしないのです。

どうして、中国は、あらたな「創造」(イノベーション)を加えないのでしょうか。

そこで、中国の特許事情について、日本とは違うということはかねてから聞いていたのですが、具体的にどこがどのように違うのか知りませんでした。ネットで検索しましたら以下のHPがヒットしました。

中国の知的所有権事情 (このHPは、昨年の1月以降、更新がありません。)

小生は中国語を読めませんので、このHPの訳文を100%信じなければなりません。

そこで、中国と日本を始めとする先進国の知的財産の保護のあり方に大きな違いがあることに気がつきました。

つまり、特許とは知的財産を保護するものだと思っていたのが、中国の場合は外国からの特許申請案を本国に「開放」することを目的としているとしか思えないのです。

その理由は、

〇 中国国内の申請よりも、外国からの申請が多い。つまり、中国国内で中国人が発明したものを特許として申請しても、ほかの上の立場の人にパクられてしまうので、中国人の間では、発明意欲がなくなってしまっているようです。ですから、実際に中国当局が取り扱う特許の申請は、外国からのものが圧倒的に多いわけです。

〇 特許の申請、あるいは意義申立て申請には、政府(共産党)の判断が関与している。つまり、科学的に特許の審査をするのではなく、政府が国益に鑑みて判断しているわけです。ですから実際には、外国からの特許の申請がほとんど却下されてしまっているのです。そして、その却下された発明は、中国国内で自由に使っているわけです。つまり、外国人が中国に特許申請しても、それは知的財産を保護してもらうというよりも、そのアイデアを中国に提供するハメになっているわけです。

〇 特許権を維持するためには、申請者が中国に「年金」を払わなくてはならない。実際には、外国人は、中国の年金の支払いの制度なんて知りませんから、特許権は自動的に中国のものになるわけです。

〇 したがって、申請されたアイデアの内容が侵害されたと申し立てしても、なかなか取り合ってもらえない構造である。要するに、「海賊版が出回っているから何とかしてくれ」と、言ってもまともに取り合ってもらえないシステムになっているわけです。

もちろん中国では、表面的には、不正コピーを取り締まっているような報道をしていますが、実際は逆にそれを奨励しているようです。そこのところをアメリカや日本などが怒っているのです。

つまり、中国で特許を取得しても、知的財産として保護してもらえるのではなくて、結局、中国企業にアイデアを「開放」することになるのです。

どうしてか ? 。

それは、中国は、富を平等・公平に分配する共産国家だからです。中国では、他人のモノも自分のモノなんです。

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