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ボランティアの窓口

ボランティアに参加したい

余暇をボランティアに活かしたい、あるいは仕事がないので、ブラプラしているのは勿体ないのでボランティアに参加したい・・・といった人が増えました。(なかには、パンを求めてボランティアに来る人がいます)

わたしも青年時代からサークル活動に参加していて、そのサークル活動が市から認定されて、いろいろな組織とリンクすることができました。そのひとつが県のボランティア協会でした。

ですから、ボランティアをしたいときには、県のボランティア協会に問い合わせ、貴重な体験、知己を得ました。(家内とは、そうした関係で知り合いました。)

当市では、ボランティア・ビューローというものもありますが、今では主に市の社会福祉協議会がボランティアを取りまとめています。

最近は、ボランティアを語った悪質商法なども横行したり、ボランティアの途中、気が変わって犯罪者に変身するケースも多く、ボランティアを一元的に取りまとめる必要性が出てきました。

また、一元化することによって、効率のよい活動ができ、その成果を高めることができます。

そこで、以前は「ボランティア、怪我と弁当は、自分持ち」という川柳がありました。自発的な動機と自己責任がキーワードでした。また、今では、ボランティアによる事件、事故が増えたこともあり、自分勝手なボランティアを控えていただく傾向にあります。

特に、罹災された人にとって、迷惑、お節介なボランティアが増えたことには、ボランティアとして反省すべきだと思います。つまり、災害救助の場を、自分のボランティア欲を発散させる場だと、勘違いしている人がいるようでした。

「人様のお役に立ちたい」と、いう自発的な気持ちは尊敬しますが、それが独善的になってはいけませんね。

そうした反省の上に立って、その地域に適合した災害ボランティア・コーディネーターが各地で発足しています。私も、受講し、資格をいただきました。そして、自分の心遣いを大いに反省させていただきました。

さて、この災害ボランティア・コーディネーターとは、それぞれのボランティアの調整役ですね。もし、災害が起きて各地からボランティアを志願する人が集まったとき、ボランティアを受けつけて、割り振る役割だということです。

基本的に、災害時には、県、市町村という行政機関では、ボランティアのとりまとめをしないそうです。行政は行政の立場で復興に努めるということです。具体的には、行政は、警察、消防、自衛隊、災害救助隊などの機関の連携に努めることになるのだそうです。ボランティアはボランティアとして、あくまで民間の篤志としての独自の立場で活動することになるのだそうです。

そこで、ボランティアで来てくれた人は、受付の段階で審査を受けていただくことにしているそうです。そして、適切でないと判断されて人は、お引取り願うことになるそうです。

そこで、審査にパスするためには、

〇 ボランティアを理解している人(非営利であることなど)。

〇 宿泊地、食料などを、予め確保してあること。

〇 貴重品の自己管理ができる人。

〇 登録してある人。

〇 ボランティア保険に加入した人。

などが挙げられます。つまり「自己責任」が取れる人ですね。そして、迷惑をかけない人です。ですから、災害時のボランティアに参加したい人のなかで、興味が沸いたからとか、思い立ったひとは、すこし理解を深めてから来てください・・・と、いうことでしょうか。

最後の、ボランティア保険については、「保険が嫌い」とか、賛同できない人もたくさんいます。

このボランティア保険は、参加者のための保険というよりも、むしろ活動中に、要救護者に怪我を負わせてしまった場合に、必要になります。きちんと補償ができる人に参加していただきたいわけですね。

こうしたボランティア保険は、各県市の社会福祉事務所が窓口になっているそうです。そして、理解、賛同して加入していただいた人だけ、災害時ボランティアとして受付け、登録します。それ以外は、お帰り願うことになるそうです。

つまり、善意な行為でも、結果的に要援護者を傷つけてしまったり、重度な障害を残させたり、死に至らしめることもあり得るようです。また、財産を傷つけたり、破壊してしまうこともありうるわけですね。このように、いくら動機が善意であっても、許されない事態が発生するかもしれません。そうしたときの対応を予めしておくことが、自分も相手も第三者にも安心を与えることになり、それが、ボランティア保険の発端だといわれいます。

つまり、自動車保険と同じような感覚ということでしょうか。ボランティア保険を受けつける人は、決して、保険会社の回し者ではないですね。しかし、窓口にボランティアを充てることには検討の余地があると思います。やはりそこの部分は営利の部分ですからボランティアと分けて考えるほうが妥当に思います。つまり、ボランティア保険の受付業務は、代理店など業者がすべきことではないでしょうか。

いずれにしても、いくらボランティアがそれ自体任意とはいえ、相手がある行動をする以上は、保険を含めた補償を制度化するなどの、条例を含めた法整備が必要かもしれません。

そんなシステムを勝手に作られても、私は承知しない。ボランティア保険なんてナンセンス。ボランティアは自由だ、権利だ・・・と、主張する人もいます。

そうしたお考えの人は、まず審査に合格しないでしょう。

えっ、そんな審査も認めない ?

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