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皇位継承-2

y1遺伝子論

以前にも書いたように、小生の家系を、お寺の「過去帳」なるもので調べてみました。

おぉ、なんと男系で、天皇家とつながっているではないか ! !

どうやら、曾じいちゃんは武士らしい。その祖先は武田の家来だったらしく、平家の落人なのか、最後は畏れ多くも「なんとか天皇」様につながっているのです。

家内のほうは、源氏で、やはり「どこそこ天皇」様につながっている。

あぁ、われらは名家だったのである。

すると、友人の家の「過去帳」も、結局、天皇家とつながっていた。

なんだ、みんなつながっているのではないか。

どうやら「過去帳」なるもの、そういう具合にできているようだ。

どこかの大学教授が、神武天皇のY1遺伝子の話をしたけれど、小生の血のなかにもY1遺伝子があるようです。

とすると、拙宅にも「宮家」になる資格がある ! !

遺伝子論を切り出すと、こんなバカなことを言う輩が出没するかも知れません。

そういえば、おじいさんが亡くなって、田んぼを分けるとき、「異母兄弟」を名乗るひとが、あやしい系譜を持ってきて、「俺にも財産を分けろ ! 」と、言ってきたことがありました。(そういう職業が今でもあるのでしょうか ? )

しょせん、民草の血統「ルーツ」なんて、そんなもののようです。

皇統には、以前にも書いたように、我々の血統などとは違って、遺伝子などでは説明しきれない、崇高な何かがあるはずです。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

南出さんのところから来まして、ご意見拝見しました。
私は万世一系については疑問を持っていますし、天皇制についても正直どっちでもいい派なんですが、この内容はちょっとないなあと思ったのでエントリを書きました。TBもつけていますので、よろしければそちらもご笑覧ください。

投稿: TORI | 2005年11月30日 (水) 20時17分

TORIさま、コメントとTB、ありがとうございます。

>この内容はちょっとないなあと思った

「この内容」とは、遺伝子論のことでしょうか。

そうなんですね。男系維持派の根拠は、この遺伝子論なのですが、この理屈は、「皇統」が正しく記載されていることが前提ですね。

しかし、今となってはわからない。タイムマシンにでも乗って、直接調べることもできない。

ようするに「わからない」ですね。

わからないことを根拠に、理屈を立てているのですから、よけいにわからない。

議員さんたちの勉強会なんて、そんなもんでしょう。

投稿: masasan | 2005年11月30日 (水) 21時02分

> 「この内容」とは、遺伝子論のことでしょうか。
はい、主にそこです。
そもそも、今までは男系が維持されていたのか居ないのか、そこは諸説があるのでいずれを採択するかは個人に任せられると思うのです。
証拠がなく、多数をもって決することでもないので、個人それぞれが思うことであり、ということはそれは何の理由にもできない(守られていたので今後も守る/守られていないのでコレからも気にしない のいずれもNG)と思うのです。
その意味では記事にある発表自体がNGなのですが、上記はオレの個人的な考えなので発表した人に強制することはできません。
しかし、遺伝、染色体云々の話は、現在の遺伝学をひっくり返す発表なので、見過ごすことができませんでした。

あら?ずいぶん長いコメントになってしまいすみませんでした。

投稿: TORI | 2005年12月 1日 (木) 10時29分

TOPIさま、ご返事ありがとうございます。
貴兄のおっしゃること、まさに正論だとおもいます。
今後とも、ご教授、よろしくお願いします。

投稿: masasan | 2005年12月 1日 (木) 11時52分

ご教授だなんてそんな。
よく自分のコメント読んだら、まるでmasasanさんのエントリに文句つけてるみたいな文になってますね!
改めて「ちょっとないなあと思ったのはどこかの大学教授の遺伝子云々の内容です」
ほんとに失礼しました。

投稿: TORI | 2005年12月 1日 (木) 13時23分

トラックバックいただいたので覗きに来ました。

私は基本的には左翼に属する側の立場なんですが、この染色体云々には、「皇室の尊さってそんなもんなの?」と愛国的日本人の血が騒ぎます(笑)

投稿: yamabetoyomu | 2005年12月 1日 (木) 16時11分

yamabetoyomu さま、コメントありがとうございます。
わたしはどちらかと言えば右翼ですが、
今回の「遺伝子説」には呆れてしまいました。
これは、右でも左でもなく、学問以前の問題。
(問題にもならないか・・・)
将来、理科の教科書に、こんな馬鹿げた「お説」が記載されないように、「つくる会」に申しておきます。

投稿: masasan | 2005年12月 1日 (木) 16時49分

突然の乱入申し訳ありません。
おほほと申します。
微妙に右翼、時折左翼の日和見です(爆)。

>Y遺伝子

いや、これ今物凄い勢いで「男系」論者間の錦の御旗になってますよ。
驚く位検索でヒットします。

しかし私も基本的に「男系一系」には疑問点があります。
王朝交代が何度かあったという説を支持しています。
古事記、日本書紀共に(特に後者)は藤原氏に都合のいい形での編纂である事は間違いないですし、
それ以降の続日本書紀に至ってはおして知るべし。
最近では天智-天武の系譜ですら「王朝交代」していると言われてますよね・・・
(天武が天智とは異父兄弟である、という説)

Y遺伝子については、実はこれも世代を減ると「薄くなる」=発現能力が衰えるらしいです。
それに対して遺伝子中の「ミトコンドリア」は不滅らしいです。
でもこれは母親からの遺伝、つまり男系論者が忌み嫌う「女系統」として受け継がれるものなんですね。

「遺伝子」なんて後からつけたもので権威をつけるのではなく、素直に数千年続いた「血筋」、「皇室」という姿をこそ尊崇すればいい事だと思うのですが。

投稿: おほほ | 2005年12月 2日 (金) 15時16分

おほほ さま、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりだと思います。
皇統譜は、折に触れて幾たびも書きかえられているようですね。
ですから、その記載の内容の真偽を問うのではなく、皇室の歴史とともに波乱万丈であったことを示しているとおもいます。
「万世一系の家」とは、国歌「君が代」にもうたわれているように、「先祖代代永く続いている家」という文学的表現で、「万世」とか「一系」とかを、科学的に示しているものではないと思うのですが。
私は、「万世一系」の矛盾が指摘されることで、皇室の威厳が損なわれてしまうのではないかと心配しております。
それよりも、こんなことを話していたら、日本は、神風神話から脱していないと、諸外国から蔑視されてしまうかもしれません。

投稿: masasan | 2005年12月 2日 (金) 15時55分

はじめまして。トラックバックとコメントありがとうございました。他のエントリーも拝読いたしましたが、全体として暖かみのある視点からのご意見ですね。

>遺伝子論を切り出すと、こんなバカなことを言う輩が出没するかも知れません。

これは心配要らないと思います。一度皇族で無くなった(臣籍に下った)者が即位した例は宇多天皇とその子の醍醐天皇しかありません。これはかなり特殊な事態で生じたものです。前例がないことを盾に拒否されるだけのことでしょう。

>そういう職業が今でもあるのでしょうか ?

家系図屋さんの広告をたまに見かけます。

>万世一系

皇族が姓を持たないのも、多少疑問があっても皇統譜上父系で系図を繋いでしまうのも、王朝交代を易姓革命にしないための先人の知恵だと思っていたのですが、本気で言っている人が案外多いのでびっくりしました。

皇室の権威と言うか、精神的価値があったから、王朝交代に値する事態が起こった場合でも、革命で前王朝を倒してしまうのではなく、それを継承することを選んだのだと思います。尊重すべきはその精神的価値の方ではないでしょうか。

投稿: knorimoto | 2005年12月 2日 (金) 20時12分

knorimoto さま、コメントありがとうございます。

>尊重すべきはその精神的価値の方ではないでしょうか。

まさしく、そこに尽きると思います。
しかし、考えてみますと、この様な事が自由に語り合える時代なのですね。時代の移り変わりに感慨です。
このように、古い因習にとらわれないで、時代に合った新しい感性を受け入れる土壌はできていると思います。
次の「皇位継承-3」でも述べましたが、このような重大なことは、いまいちど陛下にお伺いをたてたほうがよいと思います。

投稿: masasan | 2005年12月 2日 (金) 21時15分

早々にレスありがとうございますm(__)m

>皇室の威厳が損なわれる

どうでしょうか。
そう考える人もいるとは思います。
(現にウチの旦那が・・・苦笑)
でも私は人間的に今の皇太子を尊敬しています。
巷で言われているように「雅子様への一途な愛」が理由ではなく(苦笑)、イギリス留学時代の思い出を綴った「テムズの思い出」(うわっ・・・タイトルうろ覚えです、すみません!)を読んでです。
そこに読み取れた皇太子の人柄は本当に尊敬に値する物でした。
この方のために、自分が収めている税金が留学費用として使われた事を誇りにすら思いました。
世界中に「これがオラっちの皇太子殿下だぜ!こんなに立派な方なんだぜ!どっかの国の皇太子なんか全然目じゃないぜ!」
と声を大にして自慢したい気分で一杯になりました。
別に「万世一系」だから尊崇するのではありません。

もちろん連綿と続いた皇統の圧倒感が強大なのは否定しません。
しかし、皇統の存続とは、そうした天皇、皇太子、皇子へのお人柄への尊崇も大きな要素になっていたと私は思っています。
その方のお子様である愛子様を皇統の継承者として認め、
そこへ続く血筋を認める事が何故素直にできないのでしょうか・・・・
(もっとも愛子様の血統に「皇統にふさわしくない人柄」の皇子、皇女が現れる可能性だってありますよね)

既に一般人になって久しい「元宮家」を、Y遺伝子を理由にして担ぎ出す精神の方が理解に苦しみます。

・・・・という人間も沢山いると信じてます。

投稿: おほほ | 2005年12月 2日 (金) 21時27分

おほほさま、こんばんわ、重ねてご返事をいただき嬉しく思っています。

さて、ご指摘の通り、何があろうと天皇家の家柄や、ご一族の「人格」が崇高であることは、間違いないですね。

確かに歴代女帝の中には、わがままで、周りの人を翻弄させた方もいらしたと言う記事もありますが、真偽は分かりませんね。

私が申したいのは、「なんだ、皇統なんて庶民の家系図と同じではないか」と思われはしないかという不安です。

わたしは図書館の本でしか調べることができませんが、皇統の系譜の内容が、後に書きかえられた事を示す記事を読むと、皇統の信憑
性に疑問を持ってしまいます。
しかし、おほほさまも申されているように、そこに流れる精神に着目することが大切なのですね。

それから、最初におほほ様からのコメントに対して、「こんなことを話していたら」という「こんなこと」とは、おほほ様のことではなく、y1遺伝子論のことです。小生の文章下手をお許しください。

投稿: masasan | 2005年12月 2日 (金) 22時13分

レス遅れましてすみませんm(__)m

最初に、

>「こんなことを話していたら」

あ、全然自分の事を言われているとは思ってませんでしたしたので大丈夫です(厚顔?汗)。
かえってお心づかいいただいてありがとうございまし
た。すみません(^_^;)

やっぱり皇統も、そこに人々の「尊崇」の念があって
こそだと思うのです。
血筋だの何だのだけで続いた家系がどうなったか、
歴史を見れば明らかだと思うのですね。

男系論者の方々は、だからこそここまで続いてきた
皇室は・・・となるのでしょうけれど、
だからそこには元々天皇家への「尊崇」があったんでしょ!と言いたいです。

その意味で、血筋だけでポッと出のような元宮家の
人間を「天皇」にだなんて絶対反対・・・(苦笑)。

投稿: おほほ | 2005年12月 8日 (木) 19時25分

おほほ さま
お久しぶりです。

全く同感です。
こんな言い方は失礼かもしれませんが、顔なじみの方に「天皇陛下」になっていただきたいですね。
またのおこしをお待ちしています。

投稿: masasan | 2005年12月 8日 (木) 20時40分

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