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2005年10月

自民党改憲案-2

可変的に

本日の新聞紙面は、自民党の新改憲案でにぎやかです。

今まで、幾度か改憲草案が示されてきましたが、今回は衆院の与党が2/3を占めているせいか、現実味が帯びた印象です。

今回も第九条が話題の中心ですが、私は「改憲要綱」を重視しています。今も、両院の2/3以上、国民の1/2以上の賛成がなければ改憲ができないので、容易に変えられない状態です。しかし、自民党案は、両院の1/2、国民の1/2以上というハードルを低くしたものとなっています。

護憲派は、ホントに現憲法を守ろうとするならば、第九条に固執しないで、改憲要綱を見るべきです。

私は改憲派ですので、自民党案には賛成です。護憲派の人たちが言うように、「平和憲法だから国が守られてきた。」とは思わないし、憲法はお経や聖書ではないのですから、時代に合わせて変えていくべきものだと思います。だから「改憲要綱」があると思います。

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投資と投機

「たてまえ」と「ホンネ」

巷では、買収、敵対的と、にぎやかです。そこで、かんたんに株式市場について、おさらいしてみます。

さて、「株式会社」。この考え方を日本に取り入れたのが渋沢栄一というひとです。個人ではできないことを、株券を買ってもらうということで、資金を集め、企業を作ってより大きな事業ができるようになりました。また併せて渋沢栄一は、銀行や手形という「考え方」も導入して「融資」とか「支払い」がしやすいような体系をつくりました。こうして日本経済は発展してきたということですね。

この考え方は、当時の「富国強兵」という方針に沿うもので、日本経済を育てて豊かにしようという大志がありました。とにかく沢山の資金を集めるために、株を公開してひろく募集したわけです。

ところが、公開すると他社株と比較するようになり、これが株価の変動につながっていくのですね。需要と供給の理論そのままに、株の価値は、上がったり下がったりします。つまり、投資した会社が業績を伸ばせば株価も上がる。期待に反して業績が下がれば株価も下がる。

また併せて、投機という考え方も輸入してしまっていた。安く買って高く売る。その差益で儲けようという考え方ですね。

そこで、株券の売買が本格的に始まるわけですね。いぇ、別に売買しなくてもいいのですね。その企業に投資したのですから。しかしこうして、公開募集した株券を買う動機が、「育てる」から「儲ける」ために、とすぐ変わってしまった。

また、目した会社が、はたして予想通りに業績が上がり株価が上がるか分からない。そうした「不透明な要素」が、ギャンブル性となり、各種チョンボが発生したのは自然な成り行きとでも言うのでしょうか。

とにかく情報がたくさんあったほうが有利ということもあって、その筋に近い人ほど有利でした。それでは不公平ということでさまざまな「規制」が張られるうになったわけです。

また、企業側としては、株券を所有している株主には、経営に対して発言権を与えるなど、さまざまな特典を与えて株を買ってもらうように苦心するわけです。

こうしたシステムを利用して、その企業の経営権を得ようとする目的で株券を買う人や法人も現れ、株を中心にした経済体系はいよいよ複雑になり拡大していったわけです。

こうして現在では、本来の「育てる」という「投資」の意義から外れた「投機」という認識で、株券を発行する側も、取り扱う側も、買う側も活動しているのが実態ですね。

ですから、せっかく力を合わせて作り育ててきた企業が、アッサリと買収されてしまうこともあるわけです。それではイケナイということで、本来の投資という意義に立ち返ろうという動きも出てきました。しかし、経済の法則が、損か得か、需要と供給という考えにとらわれてしまっているので、閉塞状態になってしまっているわけですね。

ましてや、環境問題が深刻になってきた今では、資本主義経済の限界説も出る始末です。将来を切り開くために、経済学者さんたちは「分析」にこだわらず、新しい経済原理の構築に努力するように期待しています。

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IT成金

商業道徳

法律に反しなければ、何をしてもかまわないか。

どの時代にも、どの地域でも「成金」と呼ばれる人がいる。一代で終わる人を「成金」と呼ぶ。その「成金」と呼ばれる人が一般に薄幸といわれるのは何故だろうか。

逆に、「成功」と呼ばれる人とでは、どこが違うのだろうか。

一般に、「成金」とは、土地成金という言葉があるように、期せずして大金が舞い込んでしまった人を指す。だから、宝くじが当たった人も「成金」だと言えるろう。

もうひとつの「成金」は、事業が大当たりしてしまった人を指す。この場合の「成金」と呼ばれる人の目的は、金儲けである。その手段として起業がある。なかには、目的が金儲けだから、目標額の金を稼いだら、サッサと引退して、余生を楽しもう・・・という人もいる。

こうした考え方の人は必ずと言ってよいほど「成功」しない。なぜなら、闘争的、敵対的だから敵をつくりやすい。また、短期決戦を仕掛けるので無理をする。それから自己中心的だから、羨望されているようで、実は蔑視されている。

本来の起業とは、自分の技やアイデアなどを「役立てていただこう」という動機によるものだ。そのために起業をする。そして、賛同する人が増えるにしたがって、それなりに拡大する。「成功」とか「拡大」とかは、あくまで「結果」なのである。

目標をもって、努力することはよいことだと思う。しかし、その目標が自己満足のためのものだけでは、目標が達成されたとしても空しいし続かない。そして、最後には「こんなはずではなかった」という。古今東西の歴史がそれを示している。

「公開株を買って何が悪い。」と、いう若者がいる。その心は「金儲けのために、社会や他人を利用するという考え方をして何が悪い。」とも、聞こえる。

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本格的女性アルト声楽家

子供の文化発表会で

nao 中学生の末っ子の文化発表会に、家内と一緒に行ってきた。

それぞれの発表の間に、「本校卒業生、先輩に学ぶ」と題して、ジョイント・コンサートがあった。

場所は、S県Y市の文化センター。今年でちょうど築20年目の建物だが、音響効果に優れ、世界中の著名な演奏家がくるという有名な場所。(その建物で、地元の学生が壇上で演奏を披露する。)

なんと、そこに現れたのは、女性アルト声楽家の 塩澤直美 さん。(なんと、なんと、愚息の先輩なんだ ! )

そこで、オペラやクラッシック音楽、日本音楽などを迫力のある歌声で魅了。度肝を抜かれた父兄は、一瞬拍手も忘れるほど。

それなのに、豚に真珠、猫に小判、とは正にこのことか。中学生らは、ブラームスの子守唄でスヤスヤ寝ている子もいた。

予期せぬ小コンサートに、私たちは大満足だった。

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困った公僕さん

たかが市民の税金だ

cri ダーティーハリーことクリント・イーストウッドは、1986年から約2年間、カリフォルニア州Carmel-by-the-Seaの市長を無報酬で務めた。
当時、既に名声を手中にしていた彼には、市長給与など貰わなくても十分食べていける立場だっただろう。
しかし、よく調べてみると、その地域では、市長とは「名誉職」であり、市長に手当てを払うという考え方ではなかったようだ。
市長とは、あくまで無報酬、ボランティアということのようだ。

ところで、日本の国会議員の議員年金が、段階的ではなく即時中止の方向で話がまとまろうとしている。
民主党案に、小泉首相が賛成し、鶴の一声でまとまろうとしていることに対して、自民党内でも既得権の放棄を残念がっているセンセイ方がいらっしゃるようだ。

そこで思うのだが、小泉さんは、よいと思えばそれが野党案であろうが、即採用する。民主党も反対のための党という立場から、よいことは素直に同調する姿勢を示せば、より国民の信頼が得られるのではないか。

議員年金問題よりもっと面白いのが、大阪市の退職金の問題。市長が自身の身を投じて「市民投票」に打って出た。
それにあわてた市職員は、「きまり」が決まってしまっては、沢山の退職金が貰えない、それなら定年前に「一身上の都合」で途中退職し、ガッポリ退職金を貰おうとしている人もいるとか。
大阪人らしい発想であるが、彼らには「公僕」という意識があるだろうか。
せっかくタイガースがリーグ優勝したのに、株の問題とともに、大阪市民の心は晴れないだろう。

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食育

食欲の秋だー

ことしはサンマが美味しい。庭の柿も色づいた。美味しいものを美味しく、たらふく戴けることに感謝です。

ところで食育基本法がこの夏施行されたようですね。「食育」は最近メディアでさかんに報道されていますから知っている人が多いと思いますが、実は私は知らなかった。

そこで「食育基本法」を検索してみたら、「食育」とは教育の基礎のようですね。しかし、わたしはどうも理解できません。どなたか、わたしに分かりやすく教えていただけませんか。

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蝉しぐれ

よかったね。

今回も、家内と一緒に行ってきました。

semi どうしてもNHKの金曜ドラマと比較してしまいます。テレビはテレビなりに、映画は映画なりに、それぞれに面白かった。藤沢周平氏は、どちらを選ぶでしょうか。

映画館は熟年夫婦が多かった感じでしたが、そのマナーの悪さが目に付きました。

黒土三男監督、市川染五郎、木村佳乃、緒形拳、ふかわりょうらが出演。

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成人病

生活習慣病

のことを、「成人病」と言っていました。
しかし、肥満、糖尿病などは大人の病気ではないということで、生活習慣病に改名したのでしたね。

実は、小生、五日間入院していまして本日晴れて退院してきました。病名は「イリウス」=腸閉塞でした。

そこで、入院期間中、透析をする人たちと同室になりました。
その人たちは、小便が出にくくなったということで検査したところ腎臓が弱っていると診断され、透析をはじめるということでした。
また、腹膜透析をしていたところ、ばい菌が入って、腕から透析をしなおすという人もいまして、この五日間じっくり透析導入までの道程を見ることができました。

いやー、驚きましたねェー。こんなに沢山の透析人がいたなんて。
そして、こんなにもぞくぞくと透析に踏み切る人がいるなんて。
その現場をつぶさに見ることができました。

そこで、透析にならないためには、ひごろからの腎臓のチエックが肝心ということを感じてきました。
要するに、排尿の様子と健康診断に敏感になるということなのでしょうか。
そして、医師の勧告には素直に従うということでしょうね。
小便が出にくくなったとき、「透析になったら人生終わりだー」と、意地になって拒否を続けることは、結局、自分自身も家庭も傷つけることになりかねないということですね。

いえいえ、そのまえに暴飲暴食を避けて、適度な運動、過剰なストレスを避けるように日ごろから心がけるということですね。

ところで、食生活改善ということで、菜食が奨励されていると思ったら、透析患者にとっては菜食も「規制」の対象だったのですね。
植物にも多分にカリウムが含まれているのだそうです。そのカリウムが多くなると不整脈の原因になるのだそうです。
腎臓機能が弱くなるということは、カリウムの排出能力も低下することらしいのですね。
ところで、透析では、なかなかそのカリウムをろ過することができないのだそうです。
ですから、カリウムの摂取が制限される、つまり、菜食も制限されてしまうのだそうです。
また、食後には、ゼリーを食べるのですが、それがまずいこと ! ! 。
そのゼリーは、体内の食べ物の中のカリウムを付着させて、便と一緒に出すためのものですか ? 。
せっかく美味しい物を食べても、最後にまずいものを食べなくてはならないとは・・・。
なんとか、改善できないものでしょうか。

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