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肺炎

風呂の是非

はやいもので父が亡くなって10年。父の介護は3年間でした。そのとき脳梗塞の恐ろしさをはじめて知りました。

頚部が詰まってしまったので、患部は広範囲。したがって後遺症は重度でした。

onse その頃は、今のような介護機器も施設も制度もなく、暗中模索でした。特に困ったもののひとつが入浴。今のような入浴サービスなんてありませんでした。

父の入浴を、子どもの風船プールで試みましたが家中が水びたし。そこで、当時私は、産業機械の仕事をしていましたので入浴リフトを自作しました。家庭電圧で動くホイスト、お湯に漬けるとやわらかくなる性質があるナイロンスリングを工具屋さんから購入。ユニットバスの天井の点検口を利用して、入浴介助装置を完成。費用は、当時、すべてで20万円以内に納まりました。NHKの教育テレビでも紹介されました。こうして、ひとりでラクラク介助が可能となり、毎日風呂に入ってもらいまた。

ところが、入浴はマヒのある人には大きな負担。しかも脱水状態になりやすかったのでした。そんなことも知らないで調子よく入浴を続けていたら、肺炎になってしまいました。

いちど肺炎になると入退院を繰り返すことになります。結局それが原因で亡くなってしまいました。

今でこそ、バイタルチェック、水分補給の重要性を学べますが、当時は加速的に症状が重くなっていたので、その対応に振り回されて、精神的な余裕がありませんでした。余りに介護が大変で、まず母が介護拒否に。そのまま認知症に移行してしまったようです。

「介護」は、家族の考え方までも変えてしまったようでした。

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